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算数などで使った経験がある人も多いそろばん。
習い事として習っていたという方もたくさんいるのではないでしょうか。
そんなそろばんの記念日が8月8日「そろばんの日」です。
今回はそろばんの日がいつか、どういう意味なのかはもちろんそもそもどうして「そろばん」というのかということまで詳しくご説明いたします。
そろばんの日はいつ?
毎年8月8ががそろばんの日として制定されています。
全国珠算教育連盟によって制定されました。
「そろばん」の由来
1968年、全国珠算教育連盟によって制定された記念日です。
8(ぱち)8(ぱち)とそろばんを弾く音の語呂合わせで8月8日になったんですよ。
2020年には制定40周年を迎える、歴史ある記念日となっています。
「そろばんの日」の意味
掛け算や割り算などの計算力がつくだけではなく、そろばんによって集中力や忍耐力もつくそろばん。
そのそろばんの魅力をより広く普及する事と、そのとても優れた機能をPRする目的で制定されました。
「そろばんの日」のイベント
全日本珠算選手権大会
毎年8月8日のそろばんの日に合わせて開催されているのが、「全日本珠算選手権大会」です。
1954年から開催されている大会で、当初は全国各地持ち回りで開催されていましたが、2012年からは毎年国立京都国際会館で開催されるようになりました。
大会での協議内容は総合競技、読上算協競技、フラッシュ暗算競技などがあり、日ごろそろばんの腕を磨いてき猛者達が全国から集う大会となっています。
「そろばん」の名前の由来
そろばんは中国から室町時代に日本へと伝来しました。
当時の中国では数を数える事を「算(さん)」と言っており、数を数える盤を「算盤」と読んでいました。
日本に伝わった際、唐音の「ソワンパン」という読み方が訛り、「ソワンパン」から「そろばん」へと変化したという説がそろばんという言葉の由来としては最も有力だとされているんですよ。
またそろばんを漢字で表す際「十露盤」「三羅盤」「曾呂盤」など様々な漢字で表されており、なんとその数は50種類以上だとか。
そろばんの歴史
現在のようなそろばんの形になったのは14世紀頃の古代中国ですが、実は4000年から5000年前のメソポタミア文明の時代には既にそろばんの原型が出来上がっていたとされています。
メソポタミア文明で暮らす人々は、砂上に線を引いて小石を並べ、その小石で計算をしていたそう。
光景を想像してみるとまさに「そろばん」ですよね。
遥か昔の人々と同じ計算方法が現代も残っている事にとてもロマンを感じます。
日本伝来後、明治時代には学校でのそろばん授業が必修化されており、戦後も続けられていたんですよ。