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日本ならではの食事である「和食」。
その栄養バランスの良さから海外の人からも人気の高い和食の記念日が「和食の日」です。
では一体いつから和食の日として制定されているのでしょうか?
今回は「和食の日」のイベント情報なども含め、基本的なことから詳しくご説明いたします。
「和食の日」はいつ?
毎年11月24日が和食の日として制定されています。
一般社団法人である「和食文化国民会議」によって制定されました。
「和食の日」の由来と意味
2013年に和食文化国民会議によって制定されました。
この日付は11(いい)2(に)ほん4(しょ)くの語呂合わせからです。
和食の日は日本記念日協会に登録、認定されています。
ユネスコ無形文化遺産にも登録された「和食」を次世代へしっかりと繋げていく、そのために保護や継承の大切さを改めて考えてみてほしいという願いが込められています。
母の味、郷土料理、伝統料理といった様々な和食について理解と関心を深める日にしてほしいという意味もあるんですよ。
和食の日イベント、2024年は?
2024年2月24日~25日には、京都市左京区の岡崎公園で「京都・和食の祭典2024~京の食文化発信~」が開催されます。
このイベントは、2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことをきっかけに、2015年から開催されています。
2024年は「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて10周年、「京料理」が国の登録無形文化財に登録されて1周年の記念の年です。
このイベントでは、京の食文化体験やシンポジウム、食文化に関する展示会などが開催されます。
- 開催日
2024年02月24日 – 2024年02月25日10:00~16:00 - 開催場所
岡崎公園及びみやこめっせ1階 - 定員
300名(シンポジウムのみ) - 事前申し込みの有無
あり
和食の雑学
お寿司は江戸時代のファーストフードだった。
外国でもSushiとして愛されている和食の代表格「寿司」。
弥生時代に日本に伝来した寿司は長時間の発酵を必要としており、江戸っ子達はその発酵時間を待つことが出来なかったそう。
そんなせっかちな江戸っ子によって発明されたのが「押し寿司」で、さらにその押す時間すらも省いたのが「握りずし」なんです。
江戸後期には握りずしの屋台も登場し、まさに現代のファーストフードのような扱いだったんですよ。
伊達巻に縁起の良い向きがある
おせちの定番として知られる伊達巻。
ぐるぐると巻かれている断面ですが、その巻きの方向で縁起の良し悪しが決まっているというのはご存じでしょうか?
実は伊達巻は右巻きが「エネルギーが入る」と言われ縁起が良いとされているんです。
対照的に左巻きは「エネルギーが出ていく」といわれています。
あまり気にせず食べてしまいがちな伊達巻ですが、盛り付けの際は右巻きになるよう盛り付けるのがいいんですよ。