※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
夜に爪を切ると不吉だという迷信を聞いたことがあるという人は多いかと思います。
小さいころに親から言われていたという人もいるのではないでしょうか。
今回は「夜に爪を切るとダメ」という迷信について、そのダメな理由はもちろん、親の死に目に会えない、早死にするという説についてもご説明していきます。
目次
夜に爪を切るとダメな理由は?
夜に爪を切ると「親の死に目に会えなくなる」「寿命が短くなってしまう」という理由でダメだと言われています。
また一部では「失明してしまう」などという説もあり、古来から「夜に爪を切るのはタブー」とされてきているんですよ。
夜に爪を切ると親の死に目に会えない・早死にする?
世詰説
夜に爪を切るが「夜に爪を詰める」へと繋がり、さらに「世を詰める(人生を詰める)」へとつながる事で「人生、つまり寿命が短くなる」という発想に至ったものと考えられます。
死を連想させる説
ストーブなどの暖房器具が無かった時代は囲炉裏が暖を取る唯一の方法でした。
その囲炉裏のそばで爪を切ることで、切った爪が囲炉裏の火で燃えてしまい「人を火葬した時」を連想させる臭いが発生したという事例から、死を濃く連想させ、死を呼ぶと考えられたと言われています。
死を呼ぶということは寿命が短くなってしまうということになりますね。
怪我をする説
現在のように照明器具や便利な爪切りなども無かった時代には、暗い中で小刀などを使用し爪を切っていたと言われています。
手元があまりよく見えない事で、爪切り時に怪我をしてしまう可能性が高い、怪我をした部位から菌が入り最悪の場合死んでしまうかもしれないということでタブー視されたともいわれています。
親より先に死んでしまうので「親の死に目に会えない」とされたんですね。
夜に爪を切る事についての色々な迷信
失明してしまう説
小刀などで爪を切った場合、その爪が飛び目に刺さって失明してしまうので夜に爪を切るのはNGという説もあります。
満足な照明が無い中、足の爪を切る場合などは足と顔の距離も自然と近くなってしまいますので、偶然飛んだ爪が目に入ってしまうという事も荒唐無稽な話ではなかったんですよ。
爪には魂が宿る説
髪の毛一本、爪一つの全てに魂が宿っているという考え方も「夜に爪を切ってはだめ」という迷信の元となっているとされています。
魂が宿っているものをその辺に散らかしておいたり、ましてやうっかり燃やしてしまったりするとその魂の持ち主に不幸があると考えられていたのではないでしょうか。
夜に爪を切る場合は何時までならOK?
現在では夜でも家には照明が明るく灯っていますので、手元が狂うということはまずないと言われています。
その結果、現代では何時でも大丈夫という考え方も広まっているんですよ。
中には「お風呂上り」が一番爪を切るのに適している、朝の慌ただしい時間に切る方が危ないのではないかという説もあるので、時間帯は気にする必要が無いと言われています。
まとめ
様々な技術や道具が発達した現在では迷信としてあまり信じられてはいないものとなります。
ですが現在でも暗闇で爪を切るのは怪我に繋がる事から危ないとされていますので、夜に爪を切る場合は明るい照明の下で切るようにしてくださいね。