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「ささくれ」が出来て痛い、と言った経験がある方は多いかと思われます。
寒い時期になるとささくれが出来る、などという人も居るのではないでしょうか。
今回は「ささくれが出来る原因は親不孝」という説について詳しく解説していきます。
またその迷信の由来や、地域による違いについても言及していきますよ。
ささくれができる原因は親不孝?
ささくれにまつわる迷信として「ささくれが出来るのは親不孝」というものがあります。
もちろん科学的根拠はなく、「茶ばしらが立つと縁起が良い」などといった迷信と同様のものとなりますが、「親不孝」だと言われてしまうとあまり良い気持ちはしませんよね。
これは日本で古くから言い伝えられてきたものであり、あくまでも迷信だと言われているのでそれほど気にする必要性はないと考えられています。
ささくれ=親不孝の由来
ささくれができる原因は親不孝であるという説の由来は大きく分けて2つあるとされています。
1、手伝いが出来なくなるから親不孝
現在のように便利な家電が存在しない時代、親の手伝いを子供がするのは一般的でした。
重労働ではなく、水仕事や家の掃除などを手伝う事で、一家全体の生活を支えていたと言われています。
そんな中で指先に酷いささくれができてしまうとその痛さで水仕事が出来なくなってしまい、親の負担を増やすことに繋がるため、ささくれができるのは親不孝と言う説です。
2、親を心配させてしまうから親不孝
現在でもささくれは「野菜不足」や「栄養バランスの乱れ」が原因と言われていますが、古くからその考えは同じだったようです。
ささくれができることで、ちゃんとした食生活を送っていないのではないか。
両親が用意した食事では栄養が足りていないのではないか、と親を心配させてしまうため、親不孝だという説です。
ささくれは親不孝という説に地域による違いはある?
この「ささくれができる原因は親不孝」というのは全国的に普及している迷信ではありません。
呼び方も「ささくれ」「さかむけ」など地域によって様々で、さかむけが出来た指によってその意味が異なるという地域も存在します。
親指のさかむけは「自分への不満の表れ」「自信が無くなっている」事を表しているんだとか。
まとめ
乾燥する季節になるとささくれができてしまい、つい気になって引っ張ってしまい出血してしまうという人も多いのではないでしょうか。
親不孝というのは迷信ですが、痛いことに変わりはありませんのでさかむけがなるべくできないよう、ハンドクリームなどで保湿をするなどのこまめなケアがおすすめです。