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製造業での面接のポイントを押さえましょう。
今回は新卒者の就活面接をされてきたK面接官にお話を伺いました。
第二新卒で製造業を検討している方も学生の頃=前職と置き換えて参考にしてみましょう。
目次
製造業での就活面接
名前 K面接官
年齢 33歳
業種 製造
私は数年前に新入社員の採用面接官をしていましたのでその際の話をします。
様々な方から面接に来た方のどこを見ているのかということをよく聞かれますが、
一言で言うと「会社に入った時に、頑張れる資質があるかどうか」と言う点を特に重点的に見ていました。
では具体的にどう言うところを見ていたのかと聞きたくなると思いますので、面接の際に毎回必ず質問していた内容を踏まえて説明します。
面接の際に毎回必ずする質問
- 学生時代に頑張ったことと困難に直面した際にそれをどう乗り越えたか
- 志望動機
- 入社したらどんな仕事をしたいのか
の3点です。
1、学生時代に頑張ったこと
1つ目の学生時代に頑張ったことですが、内容自体は学業、バイト、サークル活動、部活動でもなんでもOKです。
ここでは上記活動の中でどんな困難に直面し、それをどう乗り越えたかと言う点を重要視して見ていました。
ここでの困難をどんな創意工夫をして乗り越えたかというエピソードによって、
社会人になって困難に直面した際にその方がどのように乗り越えるのかをある程度想像することができるからです。
2、志望動機
2つ目の志望動機は当たり前ですが、当社の風土にその方が合っているか、またどの程度入りたい熱い想いがあるのかと言う点を見るために聞いていました。
3、どんな仕事をしたいのか
3つ目のどんな仕事をしたいのかについててすが、
これは自社のことをどれくらい理解しているのかと、マッチする仕事があるかいう点を見極めるために聞いていました。
入社してからこの部分に乖離があるとお互いに不幸になる為に気になった点はさらに掘り下げて聞いていました。
上記のような観点で面接することにより「会社に入った時に、頑張れる資質があるかどうか」を総合的に見極めて判断していました。
不採用となるケース
次にどんな学生がNGになるかという点についても述べたいと思います。
私が何人も見てきた中でNGとなった学生の傾向としては
- 主体性がない
- 熱意がない
- 元気がない
という点です。
1、主体性があるか
1については様々なエピソードを聞いても自ら主体性を持った取り組みをしたのか分からない学生です。
実際は主体性がある方でもこの部分を面接官にしっかり伝えられない学生は社会人になっても厳しいだろうという判断をされ、NGとなるケースが多いです。
2、自社のことを何も調べていない
2については自社のことを何も調べていなかったり、取り組んだエピソードを聞いても何か思いを持って取り組んだという部分が分からない学生です。
1につながる部分もありますが、こうした点が分からないと同じくNGとなるケースが多いと多いように思います。
3、元気がない人は100%NG
3についてはそもそも元気がない学生です。
面接室に入室した際から元気が無くて暗く、挨拶もろくに出来ない、というケースは残念ながらほぼ100%NGでした。
ITが進んだ現代においてもF2Fのコミュニケーションは無くなりませんし、ビジネスの基本です。
営業職だろうが内勤だろうが、関係なく、元気があるかどうかというのは基本的なことですし、
緊張しているかどうかは関係なく意識と本人の努力次第でいくらでも変わると思いますが、それが出来ていない人は社会で通用しないと判断されていました。
逆に上記の3点をしっかり抑えている方はほとんどの方が面接を通っていたと思います。
緊張して話すのが苦手という方も中にはいらっしゃいますが、
緊張していても熱意がある方の話は面接官の心に届きますし、話を一生懸命聞くようにすると思います。
何か印象に残るようなことを言ってやろうと小手先のプレゼン力を鍛えるよりも上記の基本を抑え、
面接官に一番伝えたいことは何かを考え抜いている方が面接を突破されると思います。