「顕著にあらわれる」の意味は?「顕著」の使い方と対義語を解説!

ビジネスの場や、ニュースを見ている時などによく耳にする言葉に、「顕著」というものがあります。

何かの結果や傾向が見られたという時に、よく「〜が顕著にあらわれる」と表現されます。

さて、この「顕著」とはなんでしょうか?

「顕著にあらわれる」って、どういう風にあらわれているんでしょうか?

よく耳にする言葉でも、いちいち漢字を思い浮かべたり、意味を確認したりはしないですよね。

なんとなくわかった気になって使っていることも多いと思います。

今回は、「顕著にあらわれる」の意味は?「顕著」の使い方と対義語を解説!についてご説明いたします!

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「顕著」の意味

まず「顕著」は「けんちょ」と読みます。

「顕(けん)」は「あきらか、あらわれる」などとも読み、「よく目立つ。あらわれる。明らかになる」という意味の漢字です。

「著(ちょ)」は「あらわす、いちじるしい」などとも読み、「はっきりと知られる、明らかになる、書きあらわす」などの意味があります。

この「顕」と「著」が合わさったのが「顕著」です。

「顕著」は「際立って目につくさま。誰の目にも明らかなほどはっきりあらわれているさま」という意味の形容動詞です。

単にあらわれているというだけでなく、はっきりと際立って、誰が見てもわかるぐらい明らかにあらわれている時に使う言葉です。

「顕著」の使い方

「顕著」の基本的な使い方を挙げてみます。

  • 顕著である
  • 顕著に〜
  • 顕著な〜

という風に使われます。

【例文】

  1. グラフからA社の昨年度の輸出額の増加が顕著になった。
  2. 近年では農業に携わる人口の減少が顕著である。
  3. これはここ10年の間に起こった顕著な社会現象の一つである。
  4. この文章には彼の思考の偏りが顕著に表れている。

「顕著にあらわれる」の意味は?

さて、「顕著」の使われ方のうち、よく耳にするのが「顕著にあらわれる」という言い回しではないでしょうか。

社会現象や経済の動向など、いろいろな傾向がはっきりあらわれていることを指して、ビジネス系のニュースなどでもよく使われる表現です。

先ほど、「顕著」は「はっきりあらわれていること」だと説明しました。

なので、「顕著にあらわれる」は「はっきりあらわれること、があらわれる」という意味になり、二重表現になってしまうのでは?と疑問に思う人も多いようです。

「馬から落馬する」「頭痛が痛い」のような感じですね(笑)。

しかし、この場合は「明確に」「明瞭に」「明らかに」というような形容動詞として使われていますので、「顕著にあらわれる」=「はっきりあらわれる」という意味になり、間違った使い方ではないのです。

「顕著にあらわれる」の意味は、「はっきりとあらわれる」「ありありと見て取れる」ということです。

ちなみに、「あらわれる」には「現れる」「表れる」などの漢字があります。

「現れる」は「今までなかったものが姿を見せる」

「表れる」は「隠れていたものが表面に出てくる」

また「顕れる」は「よくないことが公になる」

というようにそれぞれ意味の違いがありますので、適したものを使うようにしましょう。

ひらがなで書かれていることもありますね。

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「顕著」の対義語は?

では、「顕著」の反対の意味はなんでしょうか。

「顕著」の対義語は、「隠微(いんび)」です。

「隠微」とは、「外に現れずわかりにくいこと。かすかで目立たないこと」という意味です。

こちらもあまり頻繁に口にする言葉ではないかもしれませんが、セットにして覚えておくといいですね。

【例文】

  1. あえて隠微な表現で書かれている。
  2. そのような隠微な気持ちまではくみ取ることができなかった。
  3. 調査によってA社の隠微な面が明らかにされた。

まとめ

「顕著にあらわれる」。

何かの調査結果の報告をするときや、政治や経済の動向について述べるときなど、ビジネスの場でも色々と使う機会がありそうな言葉です。

ぜひ漢字と意味、使い方をきちんと覚えて使いこなしてみましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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