「糾弾」の意味と使い方!「非難」との違いは?【類語・例文】

ニュースでたまに聞く言葉に「糾弾」があります。

政治家などを「糾弾する」という風によく使われていますが、読み方や意味はわかりますか?

前後の文脈からなんとなくわかったつもりでいる人も多いかもしれません。

ですが、きちんと自信を持って使えるようにぜひ確認しておきましょう。

また、似た言葉として「非難」があります。

この二つの違いについても確認しておきましょう。

今回は、「糾弾」の意味と使い方!「非難」との違いは?【類語・例文】についてご説明いたします!

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「糾弾」の意味

「糾弾」は「罪状や責任を問いただして咎めること」という意味です。

「きゅうだん」と読みます。

「糾」という字にはいくつかの意味がありますが、その中に「取り調べる。ただす」という意味があります。

「紛糾」「糾明」などの熟語でつかわれる字ですね。

普段あまりよく使う漢字ではないと思いますので、「叫」などと間違えないように気をつけましょう。

「弾」は「弾丸」「弾薬」「爆弾」などの「弾」ですね。

このような火薬などの「たま」という意味の他に「罪を暴く」という意味もあります。

この意味では「弾圧」「弾劾」などの熟語がありますね。

この「糾」と「弾」ですので、「取り調べて罪を暴く」という意味になります。

罪や悪事の責任を問いただし、厳しく非難をするという意味です。

「糾弾」の使い方

「糾弾」は「罪や責任を問いただして咎める」という意味でした。

使う場面としては、多数の人が一人の人やある団体などを問いただして咎めるときに使います。

先生が生徒にお説教するときとか、上司が部下を叱るときとか、一対一で問いただしたり責めたりするときには使いません。

【例文】

  1. 企業の不正を糾弾する。
  2. A議員は収賄疑惑についてマスコミから糾弾された。
  3. このような不法行為は厳しく糾弾されなくてはならない。
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「非難」との違いは?

「糾弾」に似た言葉に「非難」があります。

「非難」は「相手の欠点や過失などを取り上げて責めること」という意味です。

  • 「糾弾」は「罪や責任を問いただして責める」
  • 「非難」は「欠点や過失を取り上げて責める」

ということで、一見同じように思えますが、よく読むと違いがわかります。

「非難」は一方的に相手の悪い点を責めるという意味です。

人の欠点や過ちを責めるときに一般的によく使われる言葉ですね。

それに対して「糾弾」は「罪や責任を問いただして」という部分が違っています。

「糾弾」は相手をはっきりと「罪悪」と見なしているのです。

単に欠点を責めるのではなく、罪状や失敗の責任などについて問いただし、その上で批判をするという意味合いです。

ですので、上の例文で見たように企業の不正であるとか政治家の贈収賄であるとか、そのようなニュースでは「非難」ではなく「糾弾」が使われているわけです。

【「非難」の例文】

  1. 冷たい態度を非難する。
  2. 先週の番組の内容に関してテレビ局が非難を浴びている。
  3. 彼の不真面目な態度に非難轟々であった。

【「糾弾」の例文】

  1. 汚職を糾弾する。
  2. 彼女が糾弾すべきは企業の体質である。
  3. 社会の巨悪を糾弾する。

「糾弾」の類語

「糾弾」の類語には次のようなものがあります。

  • 非難(相手の欠点や過失を取り上げて責めること)
  • 弾劾(罪や不正を調べ上げて公開し責任を問うこと)
  • 非議(論じて非難すること。そしること)
  • 問責(責任を問い詰めること)
  • 指弾(つまはじきすること。非難して排斥すること)

などなどです。

「非難」以外はあまり日常的に使う言葉ではないですが、ニュースや新聞などで出てくることもありますので、この機会に覚えておきましょう。

まとめ

「糾弾」についておわかりいただけたでしょうか。

ニュースばかりでなく、ビジネスシーンでもお目にかかることもあるかもしれない言葉です。

糾弾したりされたりは、できればしたくないですが……いざという時に自信を持って使えるようきちんと使い方を知っておいてくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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