「お電話差し上げます」は敬語として間違い?目上の人に使う場合は?

社会人になってまず大変なのが電話対応ですよね!

会社には色々な人から電話が掛かってきます。

それも上司宛の電話だったり、取引先だったり、お客様だったり…。

本当に気が休まる暇がありませんよね。

新入社員の頃は電話が鳴る度、慌てたものです。

ですが、それもだんだんと慣れていくものですよね。

電話の対応で難しいのが、何と言っても言葉遣いです。

せっかく電話をかけてきてくれた相手に対して、失礼のないように対応したいものですよね。

そんな電話対応の中で、「お電話差し上げます」は、よく聞く言葉だと思います。

でも、実はこれ色々と賛否両論のある言葉なんです!

今回は「お電話差し上げます」は敬語として間違い?目上の人に使う場合について説明致します!

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「お電話差し上げます」は間違った敬語?

結論から言うと、「お電話差し上げます」は「差し上げる」はれっきとした謙譲語なので、
間違った敬語ではありません。

では、「お電話差し上げます」はどういう場面で使われるでしょうか?

例えば、話したい相手が不在だった場合には、掛けた側から掛け直すのがマナーですよね。

こういう場合、「ではまたのちほど、お電話差し上げます」や、「〇時頃、改めてお電話差し上げます」のように使われます。

【例文】

  1. よろしければ、終わり次第お電話差し上げますが、いかがいたしましょうか?
  2. それでは、また後ほど、こちらからお電話差し上げます。
  3. 〇分後に、お電話差し上げます。
  4. 採用の場合は、明日お電話差し上げます。
  5. 折り返しお電話差し上げます。
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目上の人に使う場合は?

敬語として「お電話差し上げます」は問題ありません。

しかし昨今、「お電話差し上げます」という表現をよく思わない人も増えていると言います。

「差し上げる」という表現は本来は「与える、やる」の謙譲語です。

なので、目上の人に使っても問題のない言葉です。

しかし、「差し上げる」の「あげる」という言葉から、どこか相手側にメリットや得になる物を与えるというニュアンスが感じられます。

たしかに、「贈り物を差し上げる」という言葉は違和感はありませんよね。

ですが、電話の場合、相手にメリットや得になる物をあげる訳ではありません。

それにもかかわらず、「差し上げる」という表現を使うので、どこか上から目線のような違和感を感じるのかも知れません。

敬語としては間違っていませんし、電話対応のマニュアル本などにも「お電話差し上げます」を正しい表現として紹介しているケースも沢山あります。

なので、基本的には目上の人に対しても「お電話差し上げます」と言っても大丈夫です。

しかし、目上の人に対して、「お電話差し上げる」を使うのは違和感を感じるから、言い換えたいという場合もあるかと思います。

そういう場合は、「お電話させていただきます」や「ご連絡いたします」と言い換えるのが良いでしょう。

相手に電話番号を聞くとき、「電話番号を頂戴できますか?」と聞いたことはありませんか?

実はこれは間違った表現です。

「頂戴」は物を受け取る時に使う言葉なので、電話番号などを聞く時に使うのは適切ではありません。

電話番号を尋ねる時は、「お聞かせ願えますか?」や、「伺ってもよろしいでしょうか?」などが使えます。

【類語】

  • お電話させていただければと存じます。
  • お電話いたします。
  • お電話させていただきます。
  • こちらからかけさせていただきます。
  • 折り返させていただきます。
  • ご連絡いたします。

まとめ

いかがでしたか?

「お電話差し上げます」は敬語としては間違っていないけれど、「お電話させていただきます」や「ご連絡いたします」に言い換えた方が無難なんですね。

マニュアル本だけを鵜呑みにせず、会社の中で学ぶ、生きた敬語も活用していくのが良いのではないでしょうか?

なにより、電話口では自分の想像以上に声の印象や大きさ、トーンなどで相手に印象が伝わってしまうものです。

言葉使いと同じくらい注意して、明るい声でハキハキと電話に出たいものですね。

宜しければ参考にしてみてください。

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