「推奨」の意味と使い方!「奨励」との違いは?【例文つき】

「推奨」という言葉を見聞きすることがあります。

「推奨する」と文中で使われるほか、「推奨環境」「歯科医師会推奨商品」などとマニュアルや広告の中でも見かけますよね。

なんとなく意味はわかるという人も多いと思いますが、しっかりと読み方や意味、使い方を知っておきましょう。

また、よく似た言葉に「奨励」があります。

この二つの言葉の違いも合わせて確認しておきましょう。

今回は、「推奨」の意味と使い方!「奨励」との違いは?【例文付き】についてご説明いたします!

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「推奨」の意味

「推奨」は「すぐれている点をあげて人にすすめること」という意味です。

読み方は「すいしょう」です。

「推」は「推す(おす)」とも読む漢字で、「前に押し出す」「後押しする」という意味があります。

「奨」には「はげます」「すすめる」などの意味があります。

漢字の意味からも「推奨」は「後押ししてすすめる」という意味になりますね。

ある事柄や人をほめて、「これはとてもいいものだからオススメします!」と人にすすめることを意味します。

「推奨」の使い方

「推奨」はただ人にものをすすめるというだけでなく、そのもののすぐれている点をあげて人にすすめるという意味になります。

「よいものなのでぜひ使ってください」という感じですね。

そのようなシーンで使われる言葉ですが、家族や友人との日常会話の中ではあまり使わないかもしれません。

何かの宣伝や説明書などでしばしば目にする言葉です。

また、ビジネスシーンでも使われる言葉です。

【例文】

  1. 田中教授が推奨した本はためになる本ばかりだ。
  2. 推奨動作環境
  3. 口を極めて推奨する。
  4. 日本小児科学会推奨の予防接種スケジュールが発表された。

「奨励」との違いは?

「推奨」に似た言葉に「奨励」があります。

こちらも何かと見聞きすることがある言葉ですよね。

「奨励」は「しょうれい」と読み、「よいこととして、それをするように人にすすめること」という意味です。

「推奨」も「奨励」も、「人にオススメする」という意味では同じですね。

違いとしては、「推奨」は行為や商品、アイディアをすすめるのに対して、「奨励」は主に研究や事業などの行為をすすめる言葉です。

また、「奨励」は何かをよいことであるとして、それをするように人に強くすすめるという意味です。

特定の研究や事業のために国などから出る補助金を「奨励金」と言います。

また、業績を評価して今後への期待を込めて贈られる賞は「奨励賞」と言います。

上の立場から「これをぜひやるように」と強めにすすめて後押しするようなニュアンスがありますね。

一方、「推奨」は「頑張るように!」「是非やるべきである!」というような強い意味合いはなく、普通に「よいものなのでオススメします」というニュアンスです。

【「奨励」の例文】

  1. 彼の研究が認められ、奨励金を受けられることになった。
  2. 中高生写真コンテストで奨励賞を受賞した。
  3. 徳川綱吉は朱子学を奨励した。

「推奨」の類語

「推奨」の類語には次のようなものがあります。

  • 薦める(人、物などのよい点をあげて薦める採用を相手に促すこと)
  • 奨める・勧める(相手にあることをするように働きかけること)
  • 推薦(すいせん。人や物をすぐれていると認めて人にすすめること)
  • 推挙(すいきょ。ある地位、役職などにふさわしい人として上の人にすすめること)
  • 選奨(せんしょう。よい物を選んで人にすすめること)
  • 薦挙(せんきょ。ある地位や仕事にふさわしい人としてすすめること)

人に何かをすすめる意味の言葉は他にもたくさんありますね。

「推」や「奨」、「薦」を使った言葉も多いので読み間違えたり言い間違えたりもしやすそうです。

ぜひ参考になさってくださいね。

まとめ

「推奨」について、よく似た他の言葉の意味も合わせておわかりいただけたでしょうか。

一口に「オススメ」と言っても、色々なニュアンスの色々な言葉がありましたね。

「推奨」はよい物を人にすすめるということですから、仕事をしていく上でもぜひ機会を見つけて使ってみてくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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