時候の挨拶

「頌春の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文

「頌春の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文

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「頌春の候」は、春という言葉が使われてはいますが一見いつ使うのかわかりにくい時候の挨拶です。

今回は、正しい使用時期や使用する上での注意点など、「頌春の候」について詳しくご説明していきます。

結びや使い方と例文についても解説していきます。

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「頌春の候」の時期はいつからいつまで?

頌春の候は元旦から1月7日頃まで使う事が出来る時候の挨拶です。

新年を迎える時期に相手先に到着する文章に使える言葉です。

「頌春の候」の意味と読み方

「頌春の候」は「素晴らしい新春を迎えましたね」という意味を持つ言葉です。

読み方は「しょうしゅんのこう」です。

お正月を迎えた事を喜ぶ時候の挨拶の1つですが、「頌春」という言葉自体が年下や目下の人に使う言葉です。

なので年上や目上の方に送る文章には使わない方が良いとされています。

「頌春の候」の使い方例文

ビジネス

【書き出し】

  1. 拝啓 頌春の候、貴社におかれましてはいよいよご多忙のことと存じます。
  2. 拝啓 頌春の候、貴社ますますご発展の折、心よりお喜び申し上げます。
  3. 拝啓 頌春の候、貴社いよいよご隆盛の事と拝察いたします。

【結び】

  1. 変わらず倍旧のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
  2. 仕事始めを迎えご多忙の折ではございますが、貴社ますますのご繁盛を心よりお祈り申し上げます。
  3. 貴社皆様のご発展とご多幸を心よりご祈念いたします。

目上の方

【書き出し】

  1. 拝啓 頌春の候、○○様一層のご活躍の段、お慶び申し上げます。
  2. 拝啓 頌春の候、ご一同様におかれましてはますますご隆盛の事とお喜び申し上げます。
  3. 拝啓 頌春の候、皆々様いよいよご多忙の事とお喜び申し上げます。

【結び】

  1. まだまだ厳しい寒さが続く季節です。皆様くれぐれもご健康には十分ご留意ください。
  2. 暖冬で過ごしやすい日が続いておりますが、風邪など引かれませんようお気を付けください。
  3. 〇〇様をはじめ皆々様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

カジュアルな挨拶文

【書き出し】

  1. 冷たい風吹きすさぶ季節、〇〇様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
  2. 春の足音が待ち遠しい季節、皆様お風邪などひいていませんでしょうか。
  3. 暖冬が続き過ごしやすい日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

【結び】

  1. 体調を崩しやすい時節柄、くれぐれも健康にはご留意ください。
  2. 路面も凍結する季節です。お怪我などされませんようどうぞお気を付けください。
  3. 新年を迎え、何かと忙しい時節ではございますが○○様のますますのご発展とご健康を心よりお祈り申し上げます。

「頌春の候」以外の時候の挨拶

初春の候

「しょしゅんのこう」と読み、頌春の候同様元旦から1月7日前後まで使う事の出来る時候の挨拶です。

こちらは送る相手に制限はありませんので、初春の候の方が使いやすいと言えるのではないでしょうか。

まとめ

元日から使う事の出来る時候の挨拶の1つが「頌春の候」なんですね。

自分よりも立場や年齢が上の人や会社宛ての文章に使うと非常識だと思われてしまう可能性がありますので、気軽に使うのはやめておくのが無難です。

また1月はこれから寒さもどんどん強くなる季節なので、相手の体調を気遣う言葉を足すことで柔らかく丁寧な印象を与えることが出来ますよ。

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