言葉の意味と使い方

「終活」の意味とは?なんの略?言葉の由来やいつ流行語になった?

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

年配の方だけではなく若者世代にも広まっているのが「終活」という言葉です。

一度は聞いたことがあったり、実際に終活を行っているという人も多いかと思います。

今回は「終活」について改めてその意味やなんの略なのか、由来などについてご説明いたします。

「終活」の意味

「終活」とは、自分の人生の最期でる「死」に向けてあらかじめ様々な準備をしておく活動を指す言葉です。

自分が病に臥せってしまった時や介護が必要になった時の望む対応や、死を迎えた時の葬儀・墓に関することなど、その全てをまとめたものが「終活」と呼ばれています。

「終活」とは何の略?

「終活」は「人生の終わりのための活動」という言葉を省略したものです。

終わりの「終」と、活動の「活」が使われているんですね。

「終活」の由来

「終活」という言葉は2009年に週刊誌に掲載された記事のタイトルに使われた言葉がきっかけとなり広く使われるようになりました。

「就職活動」を省略した「就活」をもじって作られた造語だと考えられています。

発端となった週刊誌の記事は、葬儀をはじめとした供養の形が時代とともにどんどん変化している現状を書いており、そこに対応するにはどうすればよいかという内容でした。

終活は死ぬ準備ではなく、今進んでいる人生を楽しむために行うもの、という言葉で締めくくられており、ともすれば暗く考えしまいがちなお墓や葬儀の事について前向きな発言をしたことで広く受け入れられたと考えられているんですよ。

「終活」はいつ流行語になった?

2009年から使われ始めた「終活」という言葉は2012年の「ユーキャン流行語大賞」でトップ10にランクインするほど広く受け入れられた言葉です。

現在は「エンディングノート」などもあり、当時よりも幅広い終活をすることが出来るようになっており、10年以上前の言葉ですが未だに現役で使われている言葉です。

「エンディングノート」とは?

終活の1つとして広く認知されているノートが「エンディングノート」です。

遺言のように重たいものではなく、飼っているペットの事、口座の事、各種デバイスのパスワード、デバイス内部のデータについてのこと、また思いついたことを気軽に書くことが出来るものです。

倒れた時は誰に連絡すればよいのか、なども記載する箇所があるので、何を書いたらいいのかわからないという方も安心です。

「死の準備」ではなく「万一の時の備え」として書いておくのもいいかもしれません。

まとめ

残された人の負担を少しでも軽減しようと終活を行う人が居る一方、元気な若い世代の間でもやがて来る死を見据えて終活を行っている人が増えてきています。

また終活を行う事で自分が今まで歩いてきた人生を振り返ることができます。

書店には終活に関する様々な書籍が並んでいますので、やってみたいけどわからないという方は是非一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

error: Content is protected !!