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「ストラテジスト」という言葉を聞いたことはありますか?
ITや金融業界など様々なビジネスシーンにおいて、「ストラテジスト」という言葉を耳にする機会が増えてきたことと思います。
しかし、聞いたことはあるものの、実際に聞かれたら説明は出来ないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは、その「ストラテジスト」という言葉について解説します。
目次
「ストラテジスト」の意味とは?
「ストラテジスト」とは英語の「strategist」で、日本語では「戦略を立てる人」または「戦略家」という意味の言葉です。
例えば、経済におけるストラテジストであれば、経済や社会などの各種動向を分析し、今後の経済や企業経営に関する戦略や方針を立案する専門家を意味します。
「strategy」=「戦略」という言葉の語尾に「ist」がついて「~する人」という意味になっている言葉です。
「piano」「pianist」で「ピアノ奏者」となる例と同じですね。
>>「ステークホルダー」の意味とは?ストックホルダー・シェアホルダーとの違いは?|英語例文
「アナリスト」との違いとは?
「アナリスト」とは、英語の「analyst」で日本語で「分析をする人」または「分析家」という意味の言葉です。
その名の通り「アナリスト」は、状況を分析して評価する人です。
それらの分析結果をもとにストラテジストが戦略を立てることになります。
「エコノミスト」との違いとは?
「エコノミスト」とは、英語の「economist」で「経済学者」や「経済の調査や分析を行う専門家」を意味します。
経済の動向を調査・分析・予測することが主な仕事です。
経営や金融の業界においては、エコノミストとアナリストが同じような意味で用いられることもあります。
「ストラテジスト」の使い方
「ストラテジスト」とは、日本語で「戦略を立てる人」または「戦略家」を意味する言葉でしたね。
ここでは、「ストラテジスト」という言葉がどのように使われているか、実際の使用例を見てみましょう。
- ITストラテジスト
- 金融ストラテジスト
などがあります。
一つずつ、詳細を見てみましょう。
「ITストラテジスト」とは
「ITストラテジスト」とは、経営戦略と知識を用いてIT戦略の立案と実行をする人を意味します。
事業戦略や事業計画の段階から参画するエンジニア系上級職の一つです。
ITストラテジストになるには、国家資格であるITストラテジスト試験をクリアする必要があります。
ITストラテジスト試験はIPAが主催する情報処理技術者試験の一つです。
IT系の国家資格の最高峰ともいわれ、IT技術のみならずビジネスや経営に関する知識も要求されています。
「金融ストラテジスト」とは
「金融ストラテジスト」とは、エコノミストや金融アナリストのデータなどを分析して投資戦略を立案する専門家のことを意味します。
金融ストラテジストになるためには特別な資格や必要な試験等というものはありませんが、証券アナリストや公認会計士、ファイナンスMBAなどの資格を持っている場合が多いです。
英語でネイティブはどのように使う?
「ストラテジスト」という言葉を実際の英語圏では、どのように使っているのでしょうか。
英語圏でも「strategist」として、そのままの意味で使うことが出来ます。
実際の英語圏での使用例として、以下の例文を参照ください。
「strategist」の英語例文
Ex 1) He is the best strategist in this company.
(彼は、この会社で一番のストラテジストです。)
Ex 2) I need to be responsible to provide enough benefit to this company as a strategist.
(私はストラテジストとして、この企業に十分な利益を与える責任があります。)
Ex 3) The strategist is the job that I want to take in the future.
(将来はストラテジストになれたらいいなと思っています。)
まとめ
いかがでしょうか?
ITや金融業界など様々なビジネスシーンにおいて頻繁に使われている「ストラテジスト」という言葉の意味と、その使い方、そして英語での例を見てみました。
それらを通じて、「ストラテジスト」という言葉を理解できたかと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。