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「携わる」という言葉は、ビジネスシーンでも「⚪︎⚪︎に携わっています」という形で見聞きすることも多い言葉です。
主に人が仕事をすることに関して使われますね。
さらに詳しく、意味や使い方を確認してみましょう。
また、同じように使われる「関わる」との違いも確認しておきましょう。
今回は、「携わる」の意味と使い方!「関わる」との違いや志望動機の書き方【例文】についてご説明いたします!
「携わる」の意味
「携わる」は「ある物事に関係する。従事する」という意味です。
「たずさわる」と読みます。
「携わる」という漢字は「携帯」の「携」としておなじみですね。
「手と手をつなぐ」という意味がある漢字なんです。
「けい」とは読めるけれど、「たずさわる」とは読めないという人もいるかもしれませんが、きちんと覚えておきたいですね。
「携わる」は何かに関係するという意味ですが、ビジネスシーンで使う場合は、特にその物事に「仕事として関係する」「勤める」ということを表します。
「携わる」の使い方
「携わる」は「ある物事に仕事として関係する」という意味です。
自分が従事している仕事について「⚪︎⚪︎に携わっています」と使うなどします。
例文で使い方を確認しておきましょう。
【例文】
- 私はゲームソフト開発に携わっています。
- 私は養豚業に携わっています。
- 将来は雑誌編集に携わりたいです。
- 彼はこの商品の企画開発に携わっていた。
- 幼児教育に携わる人のための交流会が行われた。
「関わる」との違い
「携わる」に似た言葉として挙げられるのが「関わる」です。
こちらも「ある物事に関係する」という意味ですよね。
ビジネスの場でも、仕事として「⚪︎⚪︎に関わっています」という使い方もよくされていると思います。
同じように使われている「携わる」と「関わる」ですが、「携わる」の方が関わり方が深いという意味になります。
「関わる」はあくまでも「ある物事と関わり合いを持つ」という意味ですが、「携わる」は「ある物事に仕事として関わる」という意味です。
「携わる」の「携」の字は「手と手をつなぐ」という意味があり、自分の力を分け与えるというニュアンスになるので、単に関係するだけでなく、仕事として自分の力を使うという意味合いになるのです。
「命に関わる」「犯罪に関わる」などとは言いますが、「命に携わる」「犯罪に携わる」とは言いませんよね。
職業や業務内容など、仕事として行っていることを表すときには「携わる」を使います。
「関わる」はちょっとした関わりも含めた、広い範囲の言葉です。
【例文】
- 医療の仕事に携わりたいと思っています。(医療の仕事に就きたい)
- これは命に関わる事態だ。(生死に関係する事態)
- 私は食品会社でこの商品の開発に携わっていた。(実際に商品開発の仕事をした)
- 私は食品業界に関わっています。(食品業界と何らかの関係がある)
志望動機の書き方
「携わる」はビジネスシーンにおいては「その仕事に従事する」という意味で使われる言葉です。
ですから、「携わる」は就職活動において、履歴書や面接の受け答えなどで使いやすい言葉です。
よくあるパターンとしては、「御社に入社したら⚪︎⚪︎に携わりたいです」というような形です。
もちろんその前後に、なぜその会社に入りたいのか、なぜ⚪︎⚪︎に携わりたいのか、などなどきちんとした志望の動機を明らかにしてくださいね。
また、転職の場合であれば「これまで⚪︎⚪︎に携わっておりました」などと、自分の今までの経験をアピールすることもできます。
初めて社会に出る人は、これまで「携わる」という言葉に馴染みがなかったかもしれませんね。
「⚪︎⚪︎の仕事をやりたいです」という代わりに「携わりたいです」とすることできちんとした言葉遣いになります。
社会人のマナーの第一歩としてぜひ使ってみましょう。
【例文】
- 母の病気をきっかけに医療に携わりたいと思うようになりました。
- 幼児教育に興味があり、学生の頃からボランティアで子供達と接してきました。その経験を生かして卒業後はぜひ幼稚園教諭の仕事に携わりたいと思っています。
- 前職では主に経理事務に携わっておりました。
まとめ
「携わる」は「ある物事に深く関係する」、主に「仕事として関係する」という意味でした。
実際に自分が社会に出て仕事をするまではあまり使わない言葉だったかもしれませんね。
「⚪︎⚪︎に携わっています」
「⚪︎⚪︎に携わりたいです」
「⚪︎⚪︎に携わっていました」
などなど、「携わる」という言葉を使うことで、その物事に自分が仕事として深く関係しているということを表すことができますね。
ぜひ参考になさってくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!