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「時代の潮流に乗っている」「IT時代の新潮流だ」
ビジネスシーンではしばしば見聞きする「潮流」という言葉。
ニュースでもよく耳にしますよね。
前後の言葉や全体の文脈から、なんとなく意味はわかるかと思います。
ですが、きちんと「潮流」の意味を調べる機会って、あまりないのではないかと思います。
「潮流」ってどういう意味なのか、「時代の潮流」とは一体なんなのか、この機会に確認しておきませんか。
今回は、「潮流」の意味と使い方!「時代の潮流」とは?【類語・例文】についてご説明いたします!
「潮流」の意味
「潮流」は「潮の流れ。潮の満ち引きによって起こる海水の流れ」「時勢の動き。時代の傾向」という意味です。
「ちょうりゅう」と読みます。
漢字はそのまま「潮の流れ」という字ですよね。
海はいつも同じ高さではありませんよね。
月と太陽の引力によって潮の満ち引きがおこります。
それにともなって、海岸付近や海峡の海の水は一定方向に流れ、たいていの場合1日に2回ずつ流れの方向が変わります。
時とともに流れが反対方向に変わり、また時が経てば反対方向に変わり……という様子から、比喩的に「時代の傾向」という意味で使われるようになったのです。
「潮流」の使い方
「潮流」は「海の水の流れ」という意味と、それを比喩的に用いた「時代の傾向」という意味と、二つの意味がありました。
潮の流れという意味でも、「潮流情報」「潮流図」などの言葉があり、漁業や船舶の運航、海洋工事、マリンレジャーなど海に関係する人々にとってはおなじみの言葉だと思います。
潮流のエネルギーを用いた「潮流発電」というものもあります。
ですが、ビジネスシーンなどで使われる「潮流」は、職種にもよりますが一般的には二番目の意味でしょう。
人々の考え方やライフスタイルの変化、流行など、その時代の傾向を表します。
「潮流に乗る」「潮流を読む」などのいろいろな形で使われますので例文で確認しましょう。
「潮流」の例文
- 新しいビジネスの潮流に乗る。
- IT業界の潮流を読む。
- 社会の潮流を見極める。
- 現代アート界の潮流を一望できる展覧会。
「時代の潮流」とは?
「潮流」はよく「時代の潮流」という使われ方をします。
ビジネスシーンでも何かと耳にする言葉ですよね。
新聞やビジネス書にもよくでてきます。
この「時代の潮流」は「その時代の傾向」「その時代の流行」といった意味です。
「潮流」だけで「時代の傾向」という意味ではあるのですが、「時代の潮流」としたほうが「その時代の」という意味がはっきり強調されます。
また海流の意味の「潮流」と混同することもなくなりますね。
多く「時代の潮流に乗る」という使い方で、「世間で注目されているものを自分も注目する」「流行を取り入れる」「世の中の傾向に従う」というような意味になります。
言い換えるなら「トレンドを掴む」「時代の先端を行く」といったところでしょうか。
【例文】
- 時代の潮流に乗り彼の起業は大成功した。
- 時代の潮流を読む。
- これが時代の潮流に乗って誕生した新しいSNSである。
「潮流」の類語
「潮流」の類語には次のようなものがあります。
- 趨勢(ある方向へと動く勢い。これからどうなっていくかという様子)
- 動向(事態の動いていく方向)
- 大局(物事全体の成り行き)
- トレンド(動向、傾向や流行りのこと)
- 風潮(時代とともに変わる世間一般の傾向)
- 流行(ある現象が一時的に世間に広まること)
- 傾向(物事の状態や性質が全体としてある方向へ向かうこと)
いずれも何かの傾向が一般的に変化する、またはあるものが人気になるといったときに使う言葉です。
まとめ
「潮流」はその字の通り「潮の流れ」という意味の言葉でした。
そこから転じて「時代の流れ」を表すようになったんですね。
時代とともに、人々の考えや好みも潮の流れのように変わっていきます。
仕事をしていく上で、敏感に「潮流」を捉えて流れに乗っていきたいものですね。
最後までお読みくださりありがとうございました!