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「メリーさんの電話」という都市伝説をご存じでしょうか。
日本に古くから伝わる怪談系都市伝説の1つですが、詳しくは知らないという人も案外多いのかもしれません。
今回は「メリーさんの電話」について基本的な事から、正体や実在する?対処法は?などの疑問にもお答えしていきます。
目次
「メリーさんの電話」とは
「メリーさんの電話」とは怪談系都市伝説の一つです。
少女が捨てた外国製の女の子人形から「あたしメリーさん、今ゴミ捨て場にいるの」と電話がかかってきます。
電話を切ってもすぐにかかってきて、メリーさんが告げる場所は「たばこ屋さんの角」「駅前」などどんどんと少女の家へと近づいていきます。
あまりにも恐怖を覚えた少女が勇気を振り絞り玄関ドアを開けましたが、そこには誰も何もいませんでした。
するとその瞬間また電話が鳴り、そこから聞こえてきたのは「あたしメリーさん、今、あなたの後ろにいるの」という声だった。
というのがあらすじです。
この後少女がどうなったのかは都市伝説中では語られておらず、聞き手が自由に想像することでより一層恐怖感を感じることが出来るストーリーとなっています。
「メリーさんの電話」の正体とは?
少女に大切にされていた西洋人形が捨てられた悲しみと怒りで怪異化してしまったもの、というのがメリーさんの電話の正体として囁かれています。
「メリーさん」「メリーさんの電話」は実在する?
メリーさん
メリーさんの人形の由来の1つと言われているのが、かつて横浜市中心部で目撃されていた実在の人物「ヨコハマメリー」さんだとされています。
その顔には白粉が塗られており、真っ白のドレスを身にまとい街角に立っていたんだそうです。
2005年にその生涯を終えたヨコハマメリーさんは「伝説の娼婦」とも呼ばれており、文学や映画・演劇のモチーフとしても人気で多くの作品で使われています。
電話をかけてくる人形のメリーさんは実在しないと考えられていますが、人形の由来の1つとなる人物は実在していました。
メリーさんの電話
「メリーさんの電話」と呼ばれる電話番号は実在します。
繋がった瞬間、メリーさんから「会いに行く」と恐怖の宣告をされるのだとか。
徐々に近づいてくる、段階を踏んだ恐怖をしっかりと楽しませてくれると言われていますが最後はもちろん「あなたの後ろ」となります。
その後何があっても自己責任だと言われており、何があったかという詳細な報告は見受けられません。
「メリーさんの電話」への対処法は?
捨てない
そもそも人形を捨ててしまった事で起こりうる事象なので、どんなに古くなって必要のなくなった人形でも気安く捨てないというのが一番の対処法です。
人形供養を行っているお寺などに持参し、今までの感謝と手放してしまう事への謝罪の気持ちを伝えて供養してもらうのがおすすめです。
盛り塩をする
人形に宿る幽霊がメリーさんなので、盛り塩で結界を張ることにより侵入を防げる可能性があります。
謝罪する
幸いにも何度か電話をかけてきてくれるメリーさんなので、チャンスを見て、捨ててしまった事を謝罪してみるのもいいのではないでしょうか。
もしかしたら聞いてはくれないかもしれませんが、話すチャンスは何度か訪れるので諦めずに伝えれば謝罪の気持ちが伝わり許してくれるかもしれません。
まとめ
過去には映画化もされている有名な都市伝説が「メリーさんの電話」です。
チェーンメールが人々の間を飛び交っていた全盛期にはそのメールの文面として使われていたこともあったんですよ。
今も密かに囁かれている都市伝説なので、気になるという方はぜひ映画もチェックしてみてはいかがでしょうか。