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TBS系の日曜劇場で放映されていた「VIVANT」というドラマに登場し話題となっている「別班」という言葉をご存じでしょうか。
2023年の流行語大賞にもノミネートされた言葉ですが、ドラマを見ていないと何のことかわからないですよね。
今回は「別班」という言葉について、意味や読み方はもちろん、ドラマ「VIVANT」だけなの?実在するの?といった疑問にもお答えしていきます。
「別班」の意味と読み方
「別班」とは「VIVANT」というドラマ内に登場する自衛隊の中の秘密組織を指す言葉です。
「別班」は「べっぱん」と読みます。
つい「べつはん」と読みたくなってしまいますが、それは間違いなんです。
ドラマの中では諜報部隊・工作部隊という設定となっています。
今まで別班とは関係のなかった人物が実は別班のメンバーだったりと、目が離せない息もつかせぬ展開で考察班も大盛り上がりとなったドラマなんですよ。
「別班」はドラマVIVANTだけ?実在する?
ドラマの大ヒットにより俄然注目を集めた「自衛隊の別班」。
2013年に日本政府は「そのような組織は自衛隊には存在しない」と否定していますが、実際には「別班」と呼ばれる組織は存在すると言われているんですよ。
といってもドラマのように華やかでかっこいい舞台ではなく、作中のように「エリート」ではないんだそうです。
「情報二部・特別勤務班」と呼ばれる舞台は、冷戦時代に存在していたとされ、今もなお実在していると言われています。
その業務は作中同様諜報や情報収集で、アメリカのCIAのような役割だとか。
元は吉田茂元首相の時代に認められた組織であり、当時ソ連からの工作員が国内に入ってくるのを防ぐため、入ってきてしまった時の対応機関として作られた特別機関が「別班」の由来なんです。
現在は情報収集を主としており、工作活動は行っていないとされていますが、日本を守るために日々情報収集をしてくれているのが、別班なんですね。
まとめ
ドラマのヒットにより思わぬ脚光を浴びた別班ですが、存在するかしないか、本当のところはもしかしたら誰にもわからないのかもしれません。
その存在を隠し情報収集に暗躍する立場のため、本人の口から別班所属であるという事が語られることはまずなく、周囲の人も「この人が別班所属である」という事は知らないからです。
名刺の肩書も研究員やジャーナリストだったりと様々だと言われているので、もしかしたら私たちがいつも行くお店にも別班の人間が潜伏しているのかもしれません。