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とても疲れた時などに使うイメージのある「グロッキー」という言葉についてご説明していきます。
聞いたことはあるけど由来は知らないという人は意外と多いのではないでしょうか。
今回は「グロッキー」について知ってそうで知らない意味や使い方、由来など基本的な事からご紹介いたします。
「グロッキー」の意味
「グロッキー」とは、疲労やお酒を飲みすぎて酷すぎる酔いなど、ぐったりしている様子や、ボクシングの試合において打撃のダメージや疲労でふらふらになってしまう様子を指す言葉です。
体調不良で起き上がる事も出来ない、などの意味でも使われています。
「グロッキー」の使い方
前日の飲み会で飲みすぎて酷い二日酔いになってしまった場合など、基本的には自分の体調を表現する言葉として使われています。
1932年には既にモダン語辞典に掲載されており、90年近くの歴史を持つ言葉ですが、現在でもSNSや現実の会話で使われているんですよ。
ただし若い世代の人に使うとその意味が伝わらない事も多くなってきていますので「死語」という見方が強くなっているのも事実です。
「グロッキー」の例文
- 昨日飲みすぎて、朝起きたら超グロッキー…。
- 朝からグロッキーだったけど推し見たら復活した!
- ジェットコースター乗ったら友達がグロッキーになってた。
- 頭痛すぎてグロッキーだから寝るわ。
「グロッキー」の由来
「グロッキー」という言葉は、英国海軍の提督だった「エドワード・バーノン」が持つお酒の逸話が由来だと言われています。
当時船上で酔っ払っては喧嘩をしていた水兵達に、その原因となるラム酒を水で薄めて飲むように命じたエドワード提督。
提督が提案したこの「ラム酒の水割り」は提督のあだ名「オールドグロッグ」と呼ばれるようになり、そこから「Groggy」という派生語が誕生したと言われています。
なので本来の「グロッキー」が持つ意味は「ラム酒の水割りを飲み酔っ払っている状態」を指す言葉だったそうです。
「グロッキー」の類義語
ふらふらになるという意味の「グロッキー」の類義語としては「ふらふら」「ばてる」や「ぐったりする」「気持ち悪い」などが当てはまるのではないでしょうか。
もう少し長い言葉だと「精も根も尽き果てる」という言葉になります。
全て「体力も気力も無く、力が抜けたように動けなくなってしまう」という意味を持っています。
まとめ
ボクシングの用語が由来ではなく、英国海軍の逸話から来た言葉が「グロッキー」なんですね。
この英国海軍の逸話をベースとした「グロッグ」というカクテルは現在も存在しています。
もしも気になるという方はぜひ作りその味を確かめてみてはいかがでしょうか。