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昭和の時代に多く使われていた「バタンキュー」という言葉をご存じでしょうか。
現代の若者世代の中にはその言葉の存在自体を知らないという人も増えてきているかもしれません。
今回はそんな「バタンキュー」について意味や使い他、語源といった基本的な事から、元ネタはぷよぷよ?といった疑問についても解説していきます。
「バタンキュー」の意味
「バタンキュー」とは、疲れ果てて布団やソファーに倒れこみそのまま眠ってしまう様子を指す言葉です。
仕事はもちろん全力で遊んだ後や体調不良の場合など、倒れこんでそのまま起き上がることが出来ず眠ってしまう様子を表現する言葉なんですよ。
「バタンキュー」の使い方
基本的に自分が「バタンキュー」であったことを相手に伝える際に使われます。
帰って着替えもせず、その姿のままソファーなどで眠ってしまったという状況を伝える際に使われる言葉なんですよ。
「バタンキュー」の例文
- 昨日疲れすぎてバタンキューだった、ごめん!
- 体調悪くてバタンキューしてたわ。
- 布団に入った瞬間バタンキューしそう。
「バタンキュー」の語源は?
「バタンキュー」という言葉が誕生したのはなんと戦後間もない頃だと言われています。
関西の漫才師が考案したギャグの「終戦直後で食べ物もろくにない時に闇市を中心として出回っていた「バクダン」と呼ばれるお酒を飲んだ人が「バタンキュー」と死んでしまう」という演出が元となっており、それが全国に広まったんだとか。
「バタン」も「キュー」も擬音であり、バタンと倒れこむ音と倒れる際に出る声(音)を表した「キュー」という音が組み合わされて出来た言葉という説もありますが、げんざいでは終戦直後に出来た言葉という説が有力視されています。
「バタンキュー」の元ネタはぷよぷよ?
「バタンキュー」という言葉自体が戦後に誕生していることもあり、ぷよぷよは元ネタではありませんが、世間に広めたという役目は担っているのではないでしょうか。
ぷよぷよの対戦において主人公の「アルル」が負けた際にイラストとともに表示されるのがこの「バタンキュー」という言葉なんです。
ぷよぷよというゲームの大ヒットにより、この言葉が日本全国のゲームユーザーを中心として広まっていったと考える事は出来るのではないでしょうか。
まとめ
バタンキューという言葉自体はかなりの歴史を持っていますが、X(Twitter)などではまだ現役で使われている言葉なんですよ。
ゲームでやられてしまう事、飲みすぎて潰れてしまう事、推しの魅力に倒れてしまう事など本来の意味よりも幅広い意味合いで使われており、若者世代にも認知されつつあります。
その古さが一周して今の若者達に受け入れられてきているのではないでしょうか。