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「解像度」という言葉を聞いて、すぐに説明ができますか?
分かるようで分からない、しかも次々と登場していくIT用語。
業界について勉強し始めたばかり!という方にも分かりやすいようにまとめました。
これで「解像度?聞いたことはあるけどよく知らない」から卒業しましょう!
今回は、解像度について解説したいと思います。
解像度とは?
映像・ディスプレイなどの画素の密度または大きさを「解像度」と呼びます。
解像度には二つの種類があります。
1つが絶対的(物理的)解像度です。
絶対的(物理的)解像度
こちらは、スキャンした画像や、画像データの印刷、PCのプリンタなどで使われます。
単位は、ピクセルではなく、dpiです。
1インチ(=25.4mm)の幅に、どれだけの画素という小さな点があるかで表します。
印刷の鮮明さは、dpi数を確保すると上げることができます。
それゆえ、この解像度は、密度を表しています。
相対解像度
これに対して、相対解像度は、PCのディスプレイの画面や、デジタルカメラの写真の場合に使われます。
画像のサイズ・大きさをいうべきもので、XXXXpc ×YYYYpcなどとあらわされます。
pcの部分は「ピクセル」と呼びます。
表示上、pcの部分は、略されていることも多いです。
インターネットの各サイトで説明されている解像度は、ほとんどがこの相対的解像度の説明です。
現在は、テレビもPCと同じく、デジタル画像ですから、テレビもPCも同じピクセル表示で、解像度を表すことができます。
ビットマップイメージ
ビットマップイメージ、という言葉がPC関連用語にあります。
1bitで表せる点の情報をいくつ使えばある情報が表せるか、という発想がもともとパソコンのディスプレイの発想でした。
そこで、1bitの点がいくつ画面に表示できるか、ということを、ピクセルという単位は表しています。
同じ大きさである1bitの点が多くなると、画面の大きさが比例的に大きくなります。
しかし、実際は1bitの点は、情報量を表す単位なので、大きさの単位ではありません。
そういうわけで、画面の大きさにかかわらず、同じ解像度・ピクセル数の画像が表示できるのですが、人間の目で見ると、小さい画面は大変見づらくなってしまいます。
このため画面の大きさは、解像度があがると、大きくなる傾向にあります。
大きさのことを、実感していただくために、4Kテレビの解像度について、説明します。
4Kテレビの解像度
4Kというのも、解像度の一つの表現の仕方です。
- HD画像 標準的なPCのディスプレイの解像度 1280×720
- フルHD画像 標準的なデジタルテレビディスプレイの解像度 1920×1080
これらが2Kと言われ、フルHDの映像は今まで美しい画像とされていました。
さらに高解像度の4Kは2K画像の約2倍の解像度であるため4K、と表示されます。
解像度があがると情報量が増えます。
これを小さい画面のままで表示すると、先ほど説明したように、非常に見づらくなってしまうこと、先ほど説明した通りです。
そのため、4Kテレビは従来のテレビよりも画面が大きいものが販売されていますが、これは多くの情報量を見やすく表示している、ということになります。