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日本人がよく使う言葉・会話フレーズ表現!お決まりフレーズの第4弾!
外国人には馴染みのない表現をどのように説明すればいいのかを一緒に考えましょう。
表現の意味を説明したり、例文をいくつか挙げたりする方法がありますが、今回は表現のなりたちを説明する方法を用いましょう。
なりたちから言葉の意味を連想することで記憶に残りやすくなります。今回は外国人がイメージしやすい表現を4つ紹介します。
朝飯前
朝食を摂る前にどんなことをしますか。
たいてい、「歯を磨く」「顔を洗う」など出掛ける準備をしていることでしょう。
そんな忙しい朝でも朝食を摂る前のわずかな時間にできる簡単なことに対して使います。
ただし、「歯を磨くことは朝飯前です。」とは使いません。
あくまでも例えの表現なので、日常的にすることについては使いません。
例えば、「わたしは漢字が好きなので漢字のテストは朝飯前です。」
つまり、すぐにできてしまうほど簡単ですという意味として使います。
台無し
日本にはたくさんお寺があり、そこには仏像があります。
仏像は台の上に乗っています。その台がないと、仏像は不安定になり、倒れてしまうかもしれません。
また、何かが不足しているように感じ仏像の大切さ、立派さがなくなってしまいます。
そこから転じて「ものごとがすっかりダメになること」に使います。
例文としては「ピザを作りましたが、落としてしまいました。残念ですが、台無しです。」や「台風のため、旅行が台無しになった。」などと使えます。
へそを曲げる
体の中心にあるへそは真ん中にあるのが普通ですが、へそが曲がってしまい、普通の状態ではないと考えられます。
別の語源もあります。体にあるへそではなく、織物を織る時に糸を巻き付けておく物を「へそ」と呼び、そのへそが曲がってしまうと、上手に糸が巻けません。
そこから「普通の状態ではなく、機嫌を損ねてしまう」という意味になりました。
「恋人の名前を間違ってしまったら、恋人はへそを曲げて、電話にでてくれません。」などと使えます。
外国人の理解を確認するため、例文を作ってもらうのもいいでしょう。
三日坊主
むかし、ある人が坊主になろうとして、お寺に行って修行を始めました。
しかし、思っていた以上に大変だったため、三日でやめてしまいました。
三日だけ坊主だったで「三日坊主」という言葉ができました。
そこから「三日坊主」は何かを始めたものの長続きせず、すぐやめてしまうという意味でよく使われるようになりました。
「ダイエットをはじめたけれど、三日坊主になっちゃった。」などと使えます。
外国人には坊主や修行という言葉も難しいので、「坊主」はお寺で勉強する人、「修行」はお寺の勉強というような説明も必要です。
まとめ
非常によく使うお決まりフレーズばかりなので、外国人から質問されることがあるかもしれません。
教えることが朝飯前だと感じられればいいですね。
そのためにも簡単な言葉で説明してあげることを心がけましょう。
小芝居をしたり、画像を見せたりしながら、日本語を教えるのもいいアイディアです。
言語は三日坊主では習得できません。頑張って日本語を勉強している外国人に対して親切に説明できる余裕を持てるといいですね。