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アフリカへの海外赴任は「ハズレ」ではない!アフリカ駐在のメリット・デメリットとは?

アフリカへの海外赴任は「ハズレ」ではない!アフリカ駐在のメリット・デメリットとは?

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これまで、アフリカをはじめとする途上国で15年以上、ヨーロッパやアメリカ、カナダで10年近く暮らしてきました。

留学から始まり、日経企業、現地採用、政府機関等での勤務を通じ、海外生活の楽しさや難しさ、海外における日本人の様々な生活スタイルを見るのと同時に、実践もしてきました。

今は2人の子供と一緒に、南の島で生活しています。

海外での生活ときいて、多くの人がまず想像するのは、北米やヨーロッパ等の先進国での生活ではないでしょうか。

逆に、「聞いたこともないような国」や「貧しい国」に海外赴任の辞令が出たならば、大抵の場合、「ハズレくじだ」とか「出世コースから外れた」と思うかもしれません。

でも、いいことも沢山あるんです!

特に、まだ子供が小さい、小学校くらいならば、「大当たり」かもしれません。

途上国といっても地域や文化も様々なので、ここでは「アフリカ」への海外赴任についてご紹介します。

アフリカでの海外赴任のメリット

1.ワンオペとは縁のない生活

アフリカは植民地の歴史も長く、日本人を含む白人は、お手伝いさんやベビーシッターさんを雇うことが一般的。

場所によっては、運転手さんや庭師を雇うこともあります。

もし、奥様が日本でワンオペに苦しんでいるのであれば、思い切って一緒に日本を脱出してみてもいいかもしれません。

言葉の問題はあるにしても、子育てを手伝ってくれる人が、きっと周りにはたくさんいますよ。

旦那様(もしくは、奥様が仕事をしている場合は、奥様)の帰宅時間も、日本で生活しているときよりも早いかもしれません。

ついでに、子供をベビーシッターさんに預けて、2人でデートをする時間を作ることだってできてしまいます!(日本では賛否両論かもしれませんが、外国人の家庭ではよくあることです。信頼できるベビーシッターさんが見つかるのが大前提ですが。)

2.インターナショナルスクールで、子供は英語を勉強できる

幼児教育も早ければ1歳半位から、一般的に3歳くらいから始まります。

アフリカであれば、危険地域を除けば、どの国でも少なくとも1校はインターナショナルスクールがあります。

先進国企業の赴任者や政府関係者の子供が大半で、現地の裕福な家庭の子供も一緒に学ぶ、比較的小規模な学校です。

IB等のカリキュラムを採用している学校も多く、施設も比較的充実しているところが多いです。

こぢんまりとした学校であり、収入レベルや両親の教育レベルも高いため、私の知ってる学校は、どこも国際的でアットホームな(クラス全体が家族みたいな)雰囲気です。

両親が知り合いというケースも多く、また、勉強だけでなく人間性を育てるという意味も含め教育熱心な家庭環境に育っているため、いやがらせや虐めの心配は日本よりも遥かに少ないと思います。

日本のような面倒なママ友(パパ友)付き合いも、あまり気にしなくてもいいところが、また魅力でもあります。

もし、子供が就学しているのであれば、その時間を使って習い事をするのも楽しいですね。

3.自然の中で、のびのびと子育て。

アフリカでも大都市となれば、当然コミゴミしていて、日本の都市部と同じような感じですが、車で郊外にでれば自然がいっぱいです。

サファリを楽しむ、とまではいかなくても、釣りや昆虫採取、場所によっては海でスノーケリングを楽しむことができるかもしれまん。

土日は家族で楽しむことによって、親子の絆がはぐくまれる環境です。

4.必要であれば、一時帰国の時に日本の公立校で日本語も!

子供がのびのびとできるアフリカの環境は魅力的に見えても、実際問題として考えてしまうのが、帰国後の進路。

日本人学校や補習校が現地になくても、もし、定期的に一時帰国できるのであれば、帰国時に日本の学校に通う方法もあります。

私の知り合いでも、多くのお子さんが一時帰国中に数週間から1か月位、日本の公立校に転入しています。

アフリカへの赴任でのデメリット

1.唯一心配なのは、現地の医療レベル

ここまで、アフリカ赴任の魅力について書いてきましたが、アフリカの大半の医療レベルは、当然、日本よりもかなり低いです。

持病などがある場合には、もちろんオススメできません。

急な病気や怪我にどの程度対応できるのかは、事前に調べておきたいところです。

また、万が一に備えて、国際医療保険の詳細を、しっかりと把握してから出国してください。

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