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アグリーメントの意味とビジネスでの使い方!コンセンサスとの違いも解説|英語例文

アグリーメントの意味とビジネスでの使い方!コンセンサスとの違いも解説|英語例文

「アグリーメント」という言葉を聞いたことはありますか?

様々なビジネスシーンにおいて、「アグリーメント」という言葉を耳にする機会が増えてきたことと思います。

しかし、聞いたことはあるものの、実際に聞かれたら説明は出来ないという方も多いのではないでしょうか?

ここでは、その「アグリーメント」という言葉について解説します。

「アグリーメント」の意味とは?

「アグリーメント」とは、英語の「agreement」で、日本語では「同意」または「合意」という意味の言葉です。

「同意する」「合意する」という意味を持つ「agree」という言葉の名詞形です。

よく使われる表現として「上司のアグリーメントは取りましたか?」などとして用いられます。

「コンセンサス」との違いは?

「コンセンサス」とは、英語の「consensus」で「同意」、「一致」や「総意」を意味する言葉です。

日本のビジネスシーンにおいては主に「一致した意見」という意味で用いられています。

「コンセンサスを得る」などのように使われますが、これは「同意を得る」という意味になります。

「アグリーメント」と同じような意味の言葉と理解して問題ありませんが、しいて言えば、コンセンサスは同意の対象が複数人に及ぶことが多いです。

「根回し」や「段取り」に近い言葉であると言えますね。

「コンセンサス」の意味とビジネスでの使い方!「コンセンサスを得る」とは?|英語例文つき
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「アグリーメント」の使い方

「アグリーメント」とは、日本語で「同意」や「合意」を意味する言葉でしたね。

ここでは、「アグリーメント」という言葉がどのように使われているか、実際の使用例を見てみましょう。

  • ワーキングアグリーメント
  • サービスレベルアグリーメント
  • エンドユーザーライセンスアグリーメント(EULA)

などがあります。

一つずつ、詳細を見てみましょう。

「ワーキングアグリーメント」とは

「ワーキングアグリーメント」とは、英語で「working agreement」で、『チームや企業内で決めた約束事』を意味します。

チームのメンバーや社員がスムーズに働きやすいようにすることを目的としたルール作りです。

「サービスレベルアグリーメント」とは

「サービスレベルアグリーメント」とは、「サービス品質保証」という意味です。

英語の「Service Level Agreement」で、「SLA」と呼ばれることもあります。

サービスを提供する事業者が契約者に対しサービスの品質を保証することを意味します。

「サービスレベル合意」とも呼ばれことあります。

合わせて覚えておきましょう。

「エンドユーザーライセンスアグリーメント」とは

「エンドユーザーライセンスアグリーメント」とは、英語で「end user license agreement」といい「EULA」と呼ばれることもあります。

ソフトウェアの開発元と購入者の間で交わされる契約を意味します。「エンドユーザーライセンス契約」と呼ばれることもあります。

英語でネイティブはどのように使う?

「アグリーメント」という言葉を実際の英語圏では、どのように使っているのでしょうか。

英語圏でも「agreement」として、そのままの意味で使うことが出来ます。

実際の英語圏での使用例として、以下の例文を参照ください。

「agreement」の英語例文

Ex 1) We have better to have an agreement with your manager in advance.

(事前に上司の合意を貰っておいた方がよいでしょう。)

Ex 2) The peace agreement between our country was broken tonight.

(我々の国の間の平和合意は今夜、破られました。)

Ex 3) We all are in agreement for new employee contract.

(我々は全員、新しい社員契約書に同意しました。)

「Aは同意している」=「A be in agreement」また、「Aに同意する」=「agree with A」となります。

合わせて覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

様々なビジネスシーンで頻繁に使われている「アグリーメント」という言葉の意味と、その使い方、そして英語での例を見てみました。

それらを通じて、「アグリーメント」という言葉を理解できたかと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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