言葉の意味と使い方

ビジネスメール秋の季節の挨拶と締めの言葉・季節の変わり目

ビジネスメールを書くときは、書き出しの挨拶や結びの言葉、署名など、形式を決めておいて、適宜書き換えて使うという人も多いのではないでしょうか。

定型的な文章にしておけばマナー違反になることはないので安心ですよね。

ですが、それだけではなく、季節にあった挨拶の言葉をうまく使うことができると、ぐっと印象も良くなりますよ。

今回は、ビジネスメール秋の季節の挨拶と締めの言葉・季節の変わり目についてご説明いたします!

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秋のメールを送る時期

秋の紅葉

秋というのは暦の上では立秋から立冬の前日までのことです。

立秋は8月7日ごろ、立冬は11月7日ごろとなります。

ですが、現代の8月は一番暑い夏の盛りですよね。

8月の末になってやっと「残暑」「朝夕は少しずつ涼しくなってきましたが」といった言葉がしっくりくるぐらいでしょうか。

また、気象学では、秋は9月1日~11月30日と決まっています。

それから、天文学的には秋分の日から冬至の前日が秋で、これは9月23日ごろから12月21日ごろということになります。

ですが、こちらは逆に12月21日にもなればクリスマスシーズンですっかり冬の気分ではないでしょうか。

「いつからいつまでが秋か?」という問いには、「暦上の秋」「気象学上の秋」「天文学上の秋」などいくつもの秋の定義があります。

メールで秋の挨拶などを書くのは、ざっくりと9月~11月と考えて、8月の末などはその時の気候に合わせて文章を選ぶというのが妥当でしょう。

というわけで、今回は9月から11月に使える秋のメール例文をご紹介します。

秋の時候の挨拶と結びの言葉

秋の時期は、その月に合った挨拶の言葉を選びましょう。

9月なら、秋の初めです。

まだ暑さが残っていれば残暑という言葉を使うこともあります。

10月なら、もう残暑を感じる言葉は使わずに秋が深まったイメージの言葉を使います。

11月は晩秋で、暦の上では冬になる月です。

下旬になれば冬を感じさせるような言葉も使い始めます。

それぞれの時候の挨拶や結びの言葉をみていきましょう。

9月の挨拶と結びの言葉

残暑

9月は、初めはまだ残暑の季節ですので「残暑の候」などを使うこともあります。

中旬にもなると、すっかり秋らしくなりますので「秋晴の候」など、秋らしい挨拶が使えます。

【挨拶(書き出し)】

  • 残暑の候(8月下旬~9月上旬)
  • 処暑の候(8月下旬~9月上旬)
  • 初秋の候(9月上旬)
  • 白露の候(9月中旬)
  • 秋晴れの候(9月中・下旬~10月上旬)
  • 仲秋の候(9月中・下旬~10月上旬)

「○○の候」は漢語調でかたいイメージですが、柔らかくしたいときやカジュアルな文体の時などは口語調で挨拶すると良いでしょう。

  • 初秋とはいえ暑い日が続きますが、皆様お元気にお過ごしのことと存じます。
  • さわやかな秋晴れの季節となりました。
  • 秋風の心地よい季節になりました。

【結びの言葉】

  • まだまだ暑さが残りますが、皆様お元気にお過ごしください。
  • 朝夕は冷え込んでまいりますので、くれぐれもお体にはお気をつけください。
  • 爽やかな秋を皆様お健やかにお過ごしください。
  • 秋の長雨に、お風邪をひかれませんようお気をつけください。

10月の挨拶と結びの言葉

もみじと手紙

10月は、すっかり秋になりますので、残暑を感じる言葉はもう使わない方がよいでしょう。

地域にもよりますが、爽やかな秋風、紅葉、あるいは秋の長雨などを取り入れて秋らしい挨拶をしましょう。

【挨拶(書き出し)】

  • 清秋の候(10月)
  • 秋雨の候(10月上旬)
  • 紅葉の候(10月中・下旬~)
  • 錦秋の候(10月~11月上旬)
  • 秋風の心地よい季節、皆様ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
  • 木々が色づき秋の深まりを感じる季節となりました。
  • いよいよ秋も深まり夜寒を覚えるこの頃

【結びの言葉】

  • 秋雨の折、くれぐれもご自愛ください。
  • 秋が深まる季節、ますますお元気にお過ごしください。
  • さわやかな秋晴れの季節、皆様お健やかにお過ごしください。
  • 行楽シーズンです。ぜひこちらへも遊びにいらしてください。

11月の挨拶と結びの言葉

11月ともなると、秋が深まり、終わりに近づいてくる晩秋のシーズンです。

「秋が深まり」「だんだん寒くなります」といった内容の時候の挨拶ができます。

また「小春日和」は冬の季語ですが、初冬の暖かく穏やかな天気のことで、11月でも下旬には使われます。

11月は秋の終わりから冬の初めに移り変わる時期なので、そうした言葉が適しています。

【挨拶(書き出し)】

  • 晩秋の候(11月上旬)
  • 立冬の候(11月中旬)
  • 霜秋の候(11月下旬)
  • 向寒の候(11月下旬)
  • 晩秋を迎え、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます
  • 秋も深まり、木々の葉が見事に色づく季節です
  • 吹く風に冬の気配を感じられるこのごろ、いかがお過ごしでしょうか
  • 小春日和の今日このごろ

【結びの言葉】

  • 向寒の折、くれぐれもご自愛ください。
  • 鮮やかな紅葉の季節、皆様お健やかにお過ごしください。
  • 本格的に寒くなってまいります。お体にお気をつけてお過ごしください。
  • 年末に向け多忙な時期ですが、健康に留意してお過ごしくださいね。

季節の変わり目に使える結びの言葉

さて、このように、秋の時期も気候に合わせて挨拶や結びの言葉を選びます。

9月なら、暑い夏から涼しい秋へ。

11月なら、秋から寒い冬へ。

もちろん春から夏へ、冬から春への季節の変化もあります。

日本は四季がある国で、美しい自然の移り変わりがあります。

それだけに気温や天気の変化もあり、季節の変わり目には体調を崩しやすいものです。

特に季節の変わり目には、体調を崩さないようにと相手の体を気遣う内容の結びの挨拶を添えるとよいでしょう。

【例文】

  • 季節の変わり目、どうかご自愛ください。
  • 天候不順の折、お風邪など召されませんようお気をつけください。
  • 時節柄、お体にお気をつけてお過ごしください。
  • だんだんと寒く(暑く)なってまいります。御身大切にお過ごしください。

まとめ

ビジネスメールを書くときは、簡潔に書くことが大切です。

ですが、季節にあった挨拶の一言や、体調を気遣う結びの挨拶などが書かれていると、ぐっと印象も良くなります。

相手や内容に合わせて、適宜選んで使ってみてくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。