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2023年の流行語大賞にノミネートされた「憧れるのをやめましょう」という言葉をご存じでしょうか。
もしかしたら「知らないけど今更聞けない」という人も居るのではないでしょうか。
今回は「憧れるのをやめましょう」という言葉について、誰の言葉なのかという事はもちろん、元ネタの意味や全文についてもご紹介していきます。
「憧れるのをやめましょう」は誰の言葉?
2023年の新語・流行語大賞にノミネートされた「憧れるのをやめましょう」は、ワールドベースボールクラシック(WBC)の決勝戦前に大谷翔平選手がチームメイトに呼び掛けた言葉です。
試合前の円陣での声出しを決勝戦前にして初めて務めた大谷翔平選手が話したその内容が「大谷君しか言えない言葉」「感動した」「名言」と評判となりました。
テレビの前で胸が熱くなったという人も多いのではないでしょうか。
「憧れるのをやめましょう」の元ネタの意味
実はこの「憧れるのをやめましょう」という言葉は大谷翔平選手が初めて言ったわけではありません。
2006年のWBC第一回大会において、イチロー選手が声出しをした際に同じ言葉をチームメイトに伝えています。
チームリーダーだったイチロー選手は「絶対に浮ついちゃダメ、俺らが一番だ。メジャーリーガーに臆することはない」と試合前の選手たちを鼓舞しました。
今回のWBC同様2006年の大会時ももちろんアメリカ側はそうそうたる顔ぶれとなっていました。
「憧れるのをやめましょう」の全文
「憧れるのをやめましょう」は声出しの冒頭の部分で、「僕からは一個だけ。憧れるのをやめましょう」という言葉なんです。
大谷翔平選手の声だしの全文はこちら。
「僕からは一個だけ。憧れるのをやめましょう。
ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターを見ればマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。
野球をやっていたら誰しも聞いたことがあるような選手たちがいると思う。
憧れてしまっては超えられないので、僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。
今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう、さぁ、行こう!」
大谷翔平
まとめ
かつて自分がテレビで見ていた憧れのメジャーリーガー達を目の当たりにしてしまうと、どうしても憧れの気持ちが出てしまうものです。
そんな憧れを抑え、超えていかなければならないという大谷翔平選手の強い気持ちが表れている言葉としてWBCを視聴している日本国民全ての胸に響いたのではないでしょうか。
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