海外のビジネスマナー

アメリカと日本のビジネスマナーの違いは?履歴書の書き方・job descriptionについて

アメリカのビジネスマナーってなんとなく上司ともフランク、そしてとにかく実力主義!というイメージはありますよね。

ニュースや映画、ドラマなどでもアメリカのことは見る機会が多いですから、なんとなくイメージはつきますが

でも実際のことろビジネスでのアメリカ人、アメリカ社会ってどうなの?と言われると分からないですよね。

今回はアメリカで広告代理店で働いていたNさんにアメリカと日本のビジネスマナーの違いなどのお話を伺いました!

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アメリカでの上司と部下の関係

アメリカでは上司と部下の関係は堅苦しくない付き合い方をします。

たとえば、日本では「●●部長」というように肩書で上司を呼ぶことが多いのですが、アメリカでは

「はーい、スティーブン、元気?」というように、

ファーストネームで上司のことを呼ぶほうが圧倒的に多いです。

お互いに気兼ねなく、働きやすい環境づくりにつながっていくのかなと思います。

また、プロジェクトなどの会議でも意見があれば、率先して手を挙げて話していくことが求められますから、

指名されるまで意見が言えない空気のある日本の会社の若手社員の立場などとは異なるマナーです。

外見を褒めるのはNG!

アメリカは完全実力社会ですから、女性が上司であることも多々あります。

逆に言えば、どんな美人もその能力を買われているわけで、思わずそのルックスを賞賛したら、それは誉め言葉になるどころか、失礼な物言いになってしまいます。

たとえば、日本の会社の方々が商談で来られたときに、わたしの女性上司に「いやぁお美しい。こんなに美人な方がディレクターだなんて、目の保養ですな」とか言ってしまい、

その場では彼女はスルーしていたのですが、日本人が帰るなり、気分を害していました。

美しい女性であることが武器になった、などと思われたくないのでしょうね。

ビジネスの場で相手のルックスにコメントすることはNGです。

履歴書のマナー

履歴書を書く際に日本では写真を貼り、自身の年齢も明記して応募します。

アメリカでは「足りないプロジェクトに必要なスキルや能力のある人員を必要な時期に募集する」ので、応募者がその能力を有しているかどうかが大事であり、年齢は関係ありません。

また、性別の差や肌の色、人種の違いを雇用の際、考慮することは法で禁じられています。

履歴書の写真は男女、人種などが明らかになるため、貼らないのが暗黙の了解となっています。

また、日本では学歴や職歴における企業名が重要視されますが、アメリカではほしい能力をもった人材を選考する資料として履歴書があるため、学歴以上に力を入れて書くべきなのが、スキル欄です。

自分がどんなことができるのか、どんなことを成し遂げたのかをわかりやすく書いていかなければなりません。

ここで日本だと少々、自分の能力を「盛って」書くこともあると思いますが、

アメリカだと履歴書に書いてあることができない、とのちにわかれば、すぐ首になることもあります。

日本に比べ、ビジネスシーンの流動性が高いため、解雇はより一般的です。

また、週給で働く仕事も多いため、金曜にその週の給料が支給される際に別室に呼ばれて

「来週から来なくてよい」と言う告知とともに、その日でさようならということもしばしばあります。

能力を「盛って」書いたり、日本風の履歴書の書き方で応募するのはNGマナーです。

job descriptionが厳密

アメリカでは契約の際、業務内容が明記された書類にサインをします。

逆に言うとそれができなければ、解雇されても仕方がないという契約です。

一方で、それ以上のものを求められても拒否をすることが出来ます。

というのも、書類に記載されていないことを行った際に、トラブルになっても会社は責任を負ってくれないからです。

わかりやすい例でいうと、わたしの書類には「7㎏以上の荷物を持ち上げないこと」というのがありました。

テレビを移動させる必要があり、持とうかと思ったら、上司に「job descripitionにないでしょ」と注意され、がっちりした体系の運び屋として契約した人が呼ばれました。

重い荷物でぎっくり腰にでもなって、本業に穴をあけたり、訴訟問題になってしまうリスクを会社が避けるねらいがあるそうです。

日本人だとつい気を利かせたり、他者を呼ぶのは悪いかな、と思ってしまい自分でやってしまいがちですが、job descriptionの厳守を意識するのがマナーです。

まとめ

海外では自分の能力をできなくてもアピールする!というイメージありましたが、実際はけっこうシビアなんですね。

ここからはここまでは自分の仕事、それ以外との線引きがハッキリしている分自分ができることとできないことを

自分自身でも自己分析しておく必要がありそうです。

また、取引先として関わる場合女性を安易に褒めてはいけないというのは知っておくべきマナーですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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