「案の定」っていい意味なの?使い方や語源を解説!【類義語・対義語】

「案の定失敗しました」

「案の定やって来たね」

「案の定」という言葉はビジネスシーンのみならず、新聞雑誌から日常会話まで、しばしば見聞きすることのある言葉ですよね。

大体の意味や使い方は前後の文脈からわかると思います。

ですが、きちんと意味が説明できるかというと、自信のない人も多いかもしれません。

それに、「案の定」は悪い結果になった時に使うことが多いようですが、いい意味で使ってはいけないのでしょうか?

いい結果になったときにも「案の定」は使えるのでしょうか?

ぜひ確認しておきたいですね。

今回は、「案の定」っていい意味なの?使い方や語源を解説!【類義語・対義語】についてご説明いたします!

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「案の定」の意味

「案の定」は「予想した通り」という意味です。

「あんのじょう」と読みます。

「定」を「じょう」と読みますので、「あんのてい」などと間違えないよう気をつけましょう。

「案の定」は予想していた通り、思った通りに物事が運ぶさまを表す言葉です。

「案の定」の語源

「案の定」がどうして「予想した通り」という意味になるのかわかりますか?

「案の定」には特に語源があるわけではなく、文字通りの意味からできた言葉です。

「案」は「案を出す」「案を立てる」などと言うように、「考え」「計画」「予想」といった意味の漢字です。

「定」は「さだめる」「おちつく」「きまり」などの色々な意味がある漢字です。

この場合は「そうと決まったこと」「いつもそうすること」「たしかなこと」という意味になります。

この「案」と「定」ですので、「案の定」は「予想の通りに決まったこと」「予想がたしかなこと」というような意味になるわけです。

「案の定」っていい意味なの?

さて、「案の定」は「案の定失敗した」というような、悪い予想が当たったという意味で使われることが多いです。

ですが、「案の定」はその文字の意味からも、特に悪い意味ではありません。

逆にいい意味とも限らず、よい意味でも悪い意味でもどちらでも使えるニュートラルな表現なのです。

  • こうなるといいなと思っていた予想が当たって嬉しい時
  • 悪い結果を予想していたらその通りになった時
  • 良くも悪くもなく、ただ思った通りだったという時

など、いずれの場合にも「予想した通り」という意味で「案の定」は使うことができます。

ただし、「案の定」は一般的に悪い方の意味で使われることが多い言葉です。

「案の定失敗した」「案の定こうなってしまった」というようなネガティブな用法で使われることが多いのです。

なぜ「案の定」がこうした使われ方をするようになったのか、はっきりとした理由はわかりません。

ですが、多くの人が使う用法が一般的に正しいと認識されている用法ということになりますので、「案の定」は悪い意味で使われることが多い言葉だということを覚えておきましょう。

また、「案の定○○になって嬉しいです!」などといい意味で使うと違和感を覚える人も多いです。

「案の定」はいい意味で用いない方がよい言葉だと考えてよいでしょう。

「案の定」の使い方

「案の定」は「案の定~だった」「案の定~した」などの形で使います。

予想の通りに物事が運んだ時、悪い意味もしくは良くも悪くもない意味で使われます。

いい意味ではあまり使いません。

これらのことを頭に置いて、例文で使い方を確認しておきましょう。

【例文】

  1. 最近忙しすぎると感じていたが、案の定体を壊して入院することになってしまった。
  2. 手紙を受け取った時嫌な予感がしたのだが、案の定悪い知らせだった。
  3. 彼女はあまり勉強していないようだと思っていたら、案の定今回の試験に落ちたそうだ。
  4. 彼が興味を持つと思って誘ってみたら、案の定急いでやって来た。
  5. 彼はこの辺りに住んでいると聞いていたので地図で調べてみると、案の定すぐそばに家があった。

「案の定」の類義語

「案の定」の類義語には次のようなものがあります。

  • やはり
  • はたして
  • はたせるかな
  • 思った通り
  • 果然

いずれも「予想した通り」という意味で使える言葉です。

すでに現実になったことについて、「予想した通り~だ」ということを表します。

「やはり」「はたして」は「~だろうか?」などの疑問文を続けて、不確かな事柄についても使うことができます。

また、「はたせるかな」「果然」などは文語調の硬い言い回しですね。

このように使い方や使うシーンは少し違いはありますが、いずれも「案の定」と言い換えて使うことができる言葉です。

「案の定」の対義語

「案の定」の対義語には次のようなものがあります。

  • 案外(予想したこととくい違っているさま。思いのほか)
  • 案の外(予想外。意外)
  • 意外にも(ものごとが予想と大きく異なっているさま)
  • 思いのほか(予想していたことと実際が食い違っているさま)

いずれも予想と違っていた時に使う言葉ですね。

まとめ

「案の定」は「予想の通り」という意味で使う言葉でしたね。

本来はいい意味でも悪い意味でも使える言葉なので、いい意味で使っても間違いではないんです。

ですが、悪い意味で使う方が一般的なので、使う場面や相手にはぜひ気をつけたいところです。

「案の定」に関しては、意味をきちんと理解した上で、誤解を招くようなことがないような使い方をしていきたいものですね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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