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アセスメントの意味とは?エバリュエーションとの違いや英語での使い方|例文つき

アセスメントの意味とは?エバリュエーションとの違いや英語での使い方|例文つき

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「アセスメント」という言葉を聞いたことはありますか?

最近、ビジネスシーンやニュース等、様々な分野で耳にするようになりました。

今年の東京オリンピック前には、その準備として小池都知事が「実施段階環境アセスメント」を各地で行ったとしてニュースにもなりました。

日本でも、一般的なワードになりつつあるようですが、聞いたことはあるものの、実際に聞かれたら説明は出来ないという方も多いのではないでしょうか?

ここでは、その「アセスメント」という言葉について解説します。

「アセスメント(assessment)」とは?

「アセスメント」とは英語の「assessment」で、日本語では「評価」や「査定」という意味で使われています。

動詞は「assess」で「評価する」「査定する」という意味になりますね。

エバリュエーションとの違い?

日本語で「評価」と言ったら「エバリュエーション = evaluation」もありますよね。

意味としては確かに似ていますが、「アセスメント」と意味が違います。

「アセスメント」は「あらかじめ決められた評価基準に対しての評価」というニュアンスがあります。

決められた基準の項目があり、それに対して現状がどうであるかを評価する際に使います。

そうゆう意味で、日本語では「査定」や「監査」とした方が理解が近くなると思います。

“査定(= アセスメント)の結果を元に、最終的な合否の評価(= エバリュエーション)をする”

という例文が、二つの違いを説明する、いい例であると思います。

日本のビジネスでの使い方

「アセスメント」とは日本語で「評価」「査定」「監査」という意味でしたね。

ビジネスにおいてはCEマークやJISの規格などに準じているかを「評価」「査定」する際に「アセスメント」を使ったりします。

ここでは、実際の使用例を見てみましょう。

実際によく使われている使い方としては、

  • リスクアセスメント
  • 環境アセスメント
  • 介護アセスメント

などがあります。一つ一つ詳細を見ていきましょう。

リスクアセスメントとは?

「リスクアセスメント = risk assessment」とは、作業をする場所/現場における「リスク = 危険」を特定し評価することです。

主に製造業や建設業などのビジネスシーンで使われます。

安心安全な職場環境づくりのために行われたりしますね。

環境アセスメント

「環境アセスメント」とは、企業や自治体が道路やダム等の開発事業などを実施する際に、その事業が周りの環境に与える影響を評価/査定することです。

これを以って周りの住民に、その事業が安全であるということを示すことを目的として行っているものです。

介護アセスメント

「介護アセスメント」とは、介護従事者が被介護者に的確な介護とサポートを提供するために行う「査定」のことです。

あらかじめ決められた項目に乗っ取って各自を査定し、それをもとに介護プランや介護度等を決定します。

また、その具体的な査定項目を記した用紙をアセスメントシートと呼びます。

英語でネイティブはどのように使う?

同じ「アセスメント」という言葉を実際の英語圏ではビジネスの場面で、どのように使っているのでしょうか。

実際の英語圏でも「assessment」といい、意味も大きく変わりません。

日本語で使うときと同様の意味/ニュアンスで、そのまま使えます。

実際の英語圏での使用例として、以下の例文を参照ください。

「assessment」の英語表現例文

Ex 1) What is his overall assessment in this year? A in this year?

(今年の彼の査定は何ですか? 今年はAかな?)

Ex 2) Have we conducted the risk assessment in the new facility?

(新しい建物のリスクアセスメントは終わりましたか?)

Ex 3) When will we have CE marking assessment?

(CE マークのためのアセスメントは、いつありますか?)

まとめ

いかがだったでしょうか?

ビジネスなどの場面で、耳にするようになってきた「アセスメント」という言葉の意味と、その具体例を日本語と英語で見てみました。

それらを通じて、「アセスメント」という言葉を理解できたかと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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