言葉の意味と使い方

「あわよくば」の意味と使い方!悪い意味で失礼な言葉?|例文つき

「あわよくば」の意味と使い方!悪い意味で失礼な言葉?|例文つき

「あわよくば一位になりたい」

「あわよくば間に合うかもしれない」

この「あわよくば」という言葉、会話の中でも用いられることがあります。

使ったことがあるという人も多いかもしれませんが、その語源や詳しい意味、使い方についてきちんと知っているという人は少ないのではないでしょうか。

「あわよくば」は悪い意味で使われることも多いですが、いろいろな使い方を確認しておきましょう。

今回は、「あわよくば」の意味と使い方!悪い意味で失礼な言葉?|例文つきについてご説明いたします!

「あわよくば」の意味

「あわよくば」は「運がよければ。よい機会が得られれば」という意味です。

あえて漢字で書くとするなら「間よくば」「間良くば」となりますが、まず漢字で書かれることはなく、ひらがなで書くのが一般的です。

「あわよくば」は「運がよければ」「タイミングがよければ」という意味の言葉です。

「あわよくば」の語源

辞書

「あわよくば」の「あわ」は、もとは「あわい」や「あい」と呼ばれていた「間」のことです。

ものとものとの間や、機会という意味の言葉です。

そして、「よくば」は「よければ」という意味です。

「あわよくば」は、「あわいがよければ」ということで、「間がよければ」「都合がよければ」という意味になります。

もとはタイミングがいい、タイミングが良くてうまくいくということを表す言葉です。

それが転じて、特に時間的な間のことではなくても「運がよければ」という意味で使われるようになりました。

「あわいよくば」から連語化して「あわよくば」となったと考えられています。

悪い意味で失礼な言葉?

「あわよくば」は「運がよければ……したい」「うまくゆけば……したい」といった意味で使います。

悪いことをしたいとか、他人はどうなってもいいから自分の利益になることをしたいといった、悪い意味で使われることも多いのですが、特に悪い意味の言葉ではありません。

「うまくいけば……したい」「可能であれば……したい」といった意味で、その欲望や希望の内容次第で良い意味にも悪い意味にも使えます。

悪い意味や失礼な言葉ではありません。

ただし、次のような点で使い方には注意が必要です。

  • 「あわよくば」は悪い意味で使われることも多い
  • 「あわよくば」は幸運を期待する意味の言葉なので、自分が努力すべき場面では不適切

このような点で、「あわよくば」に悪い印象を持つ人もいたり、「あわよくば」は不真面目な印象になってしまったりすることもあります。

絶対に誤解されたくないような真剣なシーンでは、他の言い方に変えるなどした方がよさそうですね。

「あわよくば」の使い方

「あわよくば」は、「運がよければ」「うまくいけば」といった意味で使います。

「あわよくば……したい」「あわよくば……かもしれない」といった形になります。

悪い意味の言葉ではないですが、「うまくいけば一儲けしたい」「うまくいけばあの人と付き合いたい」というような、自分の欲望を叶えたいという時に使われることは多いです。

「運がよければ」ということで、万が一うまくいけばというような比較的軽い意味の希望です。

絶対叶えたいことや、自分で努力して叶えるつもりの希望には使いません。

「あわよくば」の例文

  1. あわよくば自分が権力を握りたいと思っている。
  2. あわよくば起業して一儲けしてやろうと考えている。
  3. 宝くじを買って、あわよくば億万長者だとわくわくしている。
  4. あわよくば二次会を彼女と二人で抜け出そうと思ったがうまくいかなかった。
  5. 取引先の社長と趣味の話で盛り上がった。あわよくば契約がとれるかもしれない。
  6. 最近大きな案件が一段落したので、あわよくば長めの休暇をとって旅行に行けるかもしれない。

「あわよくば」の類義語

「あわよくば」の類義語には次のようなものがあります。

  • できれば
  • 可能なら
  • 隙あらば
  • うまくいけば
  • 運がよければ
  • 状況次第で
  • タイミングが合えば

「あわよくば」の対義語

「あわよくば」の対義語には次のようなものがあります。

  • 不可能であれば
  • 運が悪ければ
  • うまくいかなければ

まとめ

「あわよくば」は「運がよければ。よい機会が得られれば」という意味です。

タイミングがよければ、運がよければといった意味で、自分の希望や欲望をできればかなえたいという時に使います。

もしかしてうまく行くかな、行けばいいな、という比較的軽めの希望を表します。

必ずしも悪い意味で使うとはかぎりませんので、ビジネスシーンや日常生活でも何かと使う機会がある言葉でしょう。

ぜひ参考になさってくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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