※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
6月に鮎の日という記念日が制定されているということをご存じの方は意外と少ないのではないでしょうか?
釣り好きや魚好きの方ならご存じかもしれませんね。
今回は鮎の日がどういう日なのか、どのように制定されたのか、何かイベントはやっているのかなど詳しくご説明いたします。
目次
鮎の日はいつ?

毎年変わらず6月1日が「鮎の日」となっています。
これは鮎が旬を迎える時期が6月であるということ、そして鮎釣りの解禁日に設定されていることが多いということからこの日に制定されました。
2025年の鮎の解禁日

- 和知川漁業組合のアユ漁解禁日は6月15日を予定しています。
- 牧田川漁業協同組合では、2025年6月23日が解禁日です。
- 矢作川漁業協同組合では、毎年5月11日が解禁日です。
鮎釣りが楽しみですね。
「鮎の日」の意味や由来

2014年、全国鮎養殖漁業組合連合会によって制定された記念日です。
鮎の事を更に多くの人々に知ってもらい、また美味しく食べてもらう事を目的として、また日本における河川文化にも親しんでもらいたいという目的があります。
「鮎の日」のイベントはある?

鮎釣りの解禁日となっている地域も多くあり、鮎釣りを楽しみにしている釣り人も多いです。
また各地で「鮎の放流体験」や解禁となったばかりの鮎を販売する即売会などが多く開催されます。
鮎が有名となっている地域などではレストランで美味しい鮎料理を食べることが出来るので、梅雨前の心地よい時期にドライブがてら鮎を求めて遠出するのもいいのではないでしょうか。
天然の鮎釣りが出来る有名な県

山形県(最上川)
最上川は日本三大急流の一つ。
大型の鮎が生息する川として知られています。
茨城県(久慈川)
天然鮎釣りを楽しむメッカとして知られており、その急流でたくましく成長した鮎は、より身が締まりその美味しさも格別なんだとか。
川によってもちろん自然状況が異なりますので、鮎の育ち方にも個体差が出てきます。
自分の理想の鮎を求めて旅をするのもいいですね。
島根県の高津川
日本で一、二を争う清流と言われています。
竿釣りの天然活〆の鮎は非常に上質で、多くの著名な料理屋が使っています。
「鮎の日」の雑学

鮎とはどんな魚か?
鮎(あゆ)は初夏の風物詩としても知られる川魚です。
どんな川でもいいというわけではなく鮎は「綺麗な川」にしか生息しないため、河川環境保護のシンボルにもなっているんですよ。
またその身はとても上品な味わいとなっていることから「清流の女王」という美しい名前で呼ばれている魚です。
様々な料理方法で美味しく食べることが出来ますが、やはり鮎の美味しさを楽しめる「塩焼き」が人気です。
グリルでの塩焼きはもちろん、河原で獲りたての鮎を串に刺し直火で焼いて食べるという初夏ならではの楽しみ方もおすすめですよ。
鮎の語源
川を下り産卵することから「こぼれおちる」などの意味を持つ「あゆる」が語源だという説。
かつて神功皇后が征韓の戦いの行く末を占う際に鮎を使用したことから鮎となった説。
川の中での矢のように素早い動きから、アイヌ語で矢を意味する「アイ」という言葉が変化し「鮎」になったという説。
というように鮎の語源については様々な説があります。
鮎の色々な呼び方
「香魚」
鮎は藻を主食とするため、その体からは他の魚にはない独特な匂いを感じることが出来ます。
そのことから香魚とも表記されます。
「年魚」
鮎は1年でその一生を終えることから年魚とも呼ばれています。
「銀口魚」
泳いでいる鮎の口が銀色に光る事からそう呼ばれるようになりました。