「万障お繰り合わせの上」は失礼?意味や言い換え方と返事の仕方!

「万障お繰り合わせの上」という言い回し、普段の生活の中ではあまり口にする機会はありませんよね。

ですが、何かの招待状や案内状の文面でよく見かけると思います。

ビジネスシーンではよく使われる言葉です。

馴染みのある言葉ではありますが、実は「万障お繰り合わせの上」は失礼な表現だと言われることもあるんです。

間違った言葉遣いをしてしまわないように、この機会に意味や使い方なども合わせて確認しておきましょう。

今回は、「万障お繰り合わせの上」は失礼?意味や言い換え方と返事の仕方!についてご説明いたします!

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「万障お繰り合わせの上」の意味

「万障お繰り合わせの上」は「ばんしょうおくりあわせのうえ」と読みます。

相手を催し事に招くに当たって、是非にと参加を促す意味の丁寧な言い回しです。

「万障」は、「差し障り」が「万(たくさん)」ということですから、不都合が色々あるということを意味します。

「繰り合わせる」は都合がつくように調整するという意味です。

つまり「万障お繰り合わせの上」は「色々と不都合もあるでしょうが、都合をつけて(出席してください)」という意味になります。

「万障お繰り合わせの上」の使い方

「万障お繰り合わせの上」は催し事に招く際に使う言葉です。

何かの会合などにぜひ出席してくださいという意味で、案内状などに用いられます。

「万障お繰り合わせの上ご出席ください」というような形が一般的です。

また、「都合をつけてぜひ出席してください」という意味ですので、その前に「ご多忙とは存じますが」など、相手が多忙であることを推測する言葉を入れることが多いです。

【例文】

  1. 来春発売予定の新製品発表会を下記の通り開催いたすことになりました。ご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご来場くださいますようお願い申しあげます。
  2. 下記の通り定時株主総会を開催いたします。ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご出席くださいますようお願い申しあげます。
  3. 当店の開店5周年を記念して、感謝を込めてささやかではございますが下記の通り5周年記念パーティーを開催させていただきます。ご多忙のところ誠に恐縮ですが、万障お繰り合わせの上ご参加くださいますようご案内申し上げます。

「万障お繰り合わせの上」は失礼?

さて、この「万障お繰り合わせの上」は、実は失礼な言い回しなのではないかと言われることもあります。

なぜなら、「万障お繰り合わせの上」ということは、「都合の悪いことがあってもそれを調整してください」と出席を強要している意味合いになるからです。

確かに言葉の意味から言うと「都合をつけて出席してください」は結構強い意味ですよね。

いくらこちらが丁寧な招待のつもりで使っても、相手は強要されたと感じるかもしれません。

実際には、「万障お繰り合わせの上」は招待するときの定型表現になっているので、意味を深く考えずに案内状や招待状などで普通に使われています。

ですが、人によっては不快に感じることもあります。

ですので、出席は決まっているが形式的に案内状やメールを出す、というような場合には問題なく使えますが、出席か欠席か相手が自由に決めたいと思っているような場面では使わない方が無難であるといえます。

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「万障お繰り合わせの上」の言い換え方

「万障お繰り合わせの上」は失礼だと受け取られることもありますので、代わりに使えるような表現をいくつか用意しておきましょう。

  • ご多忙の折恐縮ですが、ぜひご出席くださいますようお願い致します。
  • 奮ってご参加ください。
  • 多くの皆様のご参加をお待ちしております。
  • ご都合がよろしければぜひご参加ください。

このように「ぜひ……」「お待ちしております」など「できれば来てほしい」という気持ちを表す表現や、「よろしければ」「ご都合がつきましたら」などさらにへりくだった表現にしてもよいですね。

参加不参加を相手の判断に任せるような案内のときは「万障お繰り合わせの上」よりもこうした表現の方が誤解を招かずに済むでしょう。

「万障お繰り合わせの上」の返事の仕方

自分に届いた案内状やメールに「万障お繰り合わせの上」と書かれていた場合、どのように返事をすればよいでしょうか。

出席の場合は普通に「出席いたします」などの返事をすればよいとして、問題は欠席の場合です。

「長期の出張中にあたりますので」など、どうしても出席できないような理由がある場合はそれを書けばよいと思います。

ですが、相手が「万障お繰り合わせの上」と言っているので、「都合がつかない」と言っていいのか迷いますよね。

しかしこのような場合、「万障お繰り合わせの上」はあくまでも招待するときの定型表現として使われているわけですから、あまり深く意味を考える必要はないのです。

⚪︎⚪︎の予定が入っている、あまりその会に出たくない、などの理由はいちいち書くと角が立ちますよね。

そのような時は「あいにく都合がつかず出席することができません」などの一般的な理由でよいということです。

まとめ

頻繁に案内状や招待状で見かける「万障お繰り合わせの上」ですが、実は使い方に注意が必要な言葉でした。

一般的な定型文ではありますが、失礼だとされることも多いので、目上の人には言葉を変えた方がよいかもしれませんね。

相手や状況に応じて言葉の使い分けをしていきましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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