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「BSS(僕が先に好きだったのに)」のネットスラングの意味とは?使い方や元ネタは?

「BSS(僕が先に好きだったのに)」のネットスラングの意味とは?使い方や元ネタは?

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SNSなどをはじめとしたインターネット上で見かけることのある「BSS(僕が先に好きだったのに)」という言葉。

ネットスラングとしての正しい意味はどういうものなのでしょうか。

今回は「BSS(僕が先に好きだったのに)」の意味や使い方と言った基本的な事から元ネタまでしっかりとご説明していきます。

BSSの意味

「BSS(僕が先に好きだったのに)」とは、恋愛における1つのジャンルを指す言葉です。

自分が先に好きだった相手を他人に奪われてしまう、というストーリー展開をBSSと言うんですよ。

浮気や寝とられといったドロドロしたものではなく、片思いをしている相手が誰かと先に付き合ってしまう、というシチュエーションなので、そもそも恋愛として成立していないのがポイント。

登場人物の誰にも非がないからこそ、悲しみや怒りをどこにぶつけていいのかわからないという、切なくも悲しいストーリーなんですよ。

「BSS」の使い方

パンダ 使い方

主に作品ジャンルを指す言葉として使われていますが、自分が同じような状況で失恋した際など「この失恋、まじでBSSっぽい」などと使われることもあります。

またBSSっぽい作品に対して「BSSっぽいよね」などのようにも使われます。

一人称が「僕」ではなく女性視点の「私」である場合は「WSS(私が先に好きだったのに)」として使われる場合もあります。

BSSの元ネタ

BSSは2015年にある腐女子によってつくられた言葉という説があります。

略奪恋愛である「NTR(寝取られ)」の派生形で「片思いNTR」ともいわれていたシチュエーションをNTRと明確に区別するために作られた言葉なんですよ。

有名なBSS

ハリー・ポッターのスネイプ先生

ハリー・ポッターの母親であるリリー・ポッターを幼少期から好きだったが、ジェームズ・ポッターと結婚してしまう。

リリーの死後もずっとその好きという気持ちを抱いたまま過ごしているスネイプ先生の姿はまさに王道のBSSなんですよ。

まど☆マギの美樹さやか

好きな人の為に願いを使い、命を懸けて戦ったにも関わらず何も知らない男性はさやかではない他の女性と結ばれてしまうという、知らないが故の残酷さが描かれたBSS作品です。

まとめ

誰にも非がないから誰を責めることもできないという切なさばかりが胸に残る作品ジャンルがBSSです。

NTRと並行して使われることが多いですが、一定数BSSという表記が「気持ち悪い」と思う人も存在しているので、仲間内で使うだけにとどめておいたほうが無難かもしれません。

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