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カナダと日本の文化やルールの違いは?カナダでのビジネスマナーを知る

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カナダといえばすかさずメープルクッキー!を連想してしまう編集部です(笑)

仕事でカナダへ行く機会があったり、カナダ出身の方と仕事をすることもあると思います。

なんとなくカナダとアメリカは近いこともあり、ルールなど一緒かな?と思いがちですよね。

今回はカナダでの勤務経験があるKさんにカナダと日本の文化やルール、ビジネスマナーについて伺ってみました。

カナダと日本の文化やルールの違い

カナダはアメリカの文化の影響を大きく受けています。

その中このレディーファースト文化はアメリカとも同じです。

レディーファースト

例えば、何をするにも最初は女性が先で、建物に入る際、車に乗り込む際、そして乗り物に乗っていても、女性がいたら、男性は席を譲ったりもします。

日本人は、老人や身体不自由な方へに対して、席を譲ればいいとの考えを持っているため、女性(妊娠されている方を除く)には席を譲らないことが多いです。

海外でこれを目撃されると、海外の方は必ず「席を譲ってあげてくれないかい?」と言ってくる方が多いです。

女性はとても尊く、男性よりも丁寧に扱わないといけない、そして子孫を反映させるためにとても大きな責任を担っているのだという意識がとても大きいのだと思っています。

お酒やタバコに関して

お酒は外で飲むのは禁止されています。

もし見つかると警察に捕まってしまうでしょう。

カナダではお酒は必ずバーやレストランで飲みます。

そして、基本的にはクラブやバー、レストランでお酒を提供される施設では運転免許書やパスポートなどの身分証明書が必要になりますので、コピー、もしくは原本を持ち歩かないといけません。

日本と違い、それを忘れると、せっかく楽しみにしていた飲み会やパーティーに入れないということになるので、必ずパスポートなどは持ち歩いた方がいいです。

でも絶対に無くさないようにしてください。

再発行の手続きで日本大使館に行かなければいけないなど、非常にめんどくさいことになります。

お酒を野外で飲む際は、レストランの敷地内以外では違法です。

たまに茶色い袋で隠しながら外で飲んでいる現地人もいたり、タンブラにコーヒーと見せかけて酒を入れて飲んでいる強者もいますが、基本的にはあまりそう言ったことはやらない方が無難です。

日本人は悪い事とも含めて、真似をしてしまう事があるので、注意が必要です。

日本人がやりがちなNGなこと

I am sorryとexcuse meを混同する

これはビジネスの世界でもプライベートでも日本人が絶対に混同してしまう単語です。

悪いことをしてしまったら、I am sorry、ちょっと失礼のようなニュアンスのものはexcuse meです。

例えば、人混みの混んでいるところを抜ける時はexcuse me、その時に例えば足を踏んでしまったのであれば、I am sorryです。日本人はI am sorryと言ってしまうことが非常に多いです。

このニュアンスを間違えると、「なんでi am sorryって言ってるんだ?」みたいなことを思われてしまいます。

お辞儀はしない

カナダ人から見て、日本人は「電話で喋ってる時に謝るときでさえ、電話に向かってお辞儀をして謝っているのがとても滑稽である」と言われています。

カナダではシェイクハンドといって、挨拶する際は握手をします。

お辞儀は絶対にしません。

基本は言葉とジェスチャーだけです。

パソコンを開かない

日本のビジネスのシーンで、パソコンを開いて何かを打ちながら会議を聞いている人が一定数いますが、海外の会議(電話会議も含む)でパソコンを開いて何かを打ちながら聞いてしまうと、とても失礼とされています。

そのようなミーティングでは必ずノートや筆記用具を持ち、話をしている人の目を見て聞いてあげたり、自分から話をすることを心がけなければなりません。

パソコンで何かの作業をしながら、目を見ずに喋ってしまうことはとてもマナー違反になってしまうので絶対にそれは避けて、パソコンを閉じて会話に集中しましょう。

会食などについて

会食は基本的には立食パーティーが多いように思います。

なぜならたくさんの人とコミュニケーションが取れるからだと思います。

その際は黙ってすごすのはよくなく、必ず意見を交換しましょう。どんな小さなことでも彼らは文化の違いを理解したい人も多いはずです。

意見交換について

会議で日本人のマナーとして、上の人には意見を言いづらい文化があると思います。

でもカナダでは、なんでもいいので思っている意見を言わないといけません。

意見を言わないと「こいつは何も考えてないんだな」「ビジネスをするのにはいらない存在だな」と思われます。

日本では、目立つと出る杭は打たれることが多いので、言わない人が多くいるのかもしれませんが、カナダの文化は逆ですので注意しましょう。

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