※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
中国は近くもありますし、中国人旅行客はよく見かけますよね。
日本に住んでいる中国の方もたくさんいるので馴染み深い国ではありますが、だからといって日本の常識のまま、中国でのビジネスマナーを何も知らないと
何か失礼があってからでは遅いですから、しっかりと確認しておきたいですね。
今回は電機メーカーに勤務されていて、上海に2年間、海外赴任をされていたTさんに中国でのビジネスマナーなどについて伺いました。
手土産はドン・キホーテのお菓子が人気?
まず、手土産は日本の商品をはとても喜ばれます。
お菓子やお酒、ドン・キホーテなどで売っているお菓子をまとめて買って手土産にするだけでも、喜んでもらえます。
中国のお菓子はあまり美味しくないので、日本のお菓子は大人でも食べたがります。
中国でも手土産は仕事で関りがある方にはやりますが、日本人なら日本人ならではの手土産を持っていくことをおすすめします。
中国での電話マナー
中国では、電話をかけたあと、相手がでたら「喂」と言います。
これは、日本でいうもしもし?と同じ意味を持ちます。
ただ、言わなくても「〇〇です」と名乗るだけでも大丈夫です。
しかし、必ずかけた側から名乗らないと、電話を切られることがあります。
まず、相手の反応を待つのではなく、先に自分の名前を名乗ってから「〇〇さんいますか?」と聞きます。
日本とさほど電話でのマナーは変わりません。
日本を相手にしている中国人は、日本に合わせてくれることもあるので、電話の対応は心配する必要はないでしょう。
中国での会った時のマナーは?
初めて会った時のマナーは、中国では基本握手はしません。
日本では、初めてビジネスで会った相手に名刺を渡して、握手することもあると思います。
海外、時に欧米や欧州では、握手は当たり前のようにされていますが、中国は違います。
また、絶対NGなのは、男性が女性へ握手するときです。
「女は天の半分を支える」ということわざが中国にはあるので、女性に対して触るという行為自体をあまり良しとしていないのです。
初対面で女性に握手を求めることは絶対にしてはいけません。
中国でのメールのマナーは?
メールでのマナーは、基本的に中国人同士ではない限りは、英語でのメールのやり取りが多くなります。
中国人で日本企業やグローバル企業で働いている方は、英語が堪能です。
そのため、基本は英語でのメールのやり取りをしてくれます。
文章の構成も日本とほどんど変わりません。
ただ、中国語でのメールのやり取りになった時には、「お世話になっております」のような挨拶は使いません。
すぐに本題に、聞きたいこと、伝えたいことだけをメールで送ってくるのです。
文の最後に以上と入れるのは日本と同じです。
また、相手は男性なら先生、女性なら女士と名前の後に付けることが多いです。
日本のように、丁寧な言い回しはしないので、伝えたいことだけを伝えるという感じです。
長々と挨拶やお礼をメールに入れる文化はないのです。
ただ、挨拶文を入れたからといって、怒ったり必要ないといわれることもありません。
中国のイングリッシュネームについて
中国では、イングリッシュネームを使用して仕事をしている方が大勢います。
そのため、基本的には、イングリッシュネームで呼んだり、メールを送ったりします。
例えば、「へ」さんが「セリア」さんという名前にしたり、イングリッシュネームになります。
顔がアジア人なのに、変な感じもしますが、中国では当たり前に使われています。
これは、中国人の名前は他国の方に発音しにくいし、なかなか覚えてもらえないからという理由からだといいます。
中国には中国もマナーがありますが、日本とほとんどかわらないので、ビジネスの部分ではそこまで心配はいらないと思います。