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「クライアント」という言葉を聞いたことはありますか?
様々なビジネスシーンにおいて、「クライアント」という言葉を耳にする機会が増えてきたことと思います。
しかし、聞いたことはあるものの、実際に聞かれたら説明は出来ないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは、その「クライアント」という言葉について解説します。
目次
「クライアント」の意味とは?

「クライアント」とは英語の「client」で、日本のビジネスシーンにおいては「顧客」や「取引先」という意味の言葉です。
ビジネスにおいては、抱える複数の顧客/クライアントとの良好な関係を気づいていくことが成功の秘訣と言えますね。
「クライエント」との違いは?
臨床心理士や社会福祉業界では、サービスや支援を受ける利用者を「クライエント」と呼ぶことがあります。
アメリカの権威である臨床心理学者カール・ロジャーズが、心理相談の対象者を患者(patient)ではなくクライエント(client)と呼んだことが理由です。
意味も元の言葉も同じですが、英語をカタカナにした際に違いが出てしまった言葉ですね。
「カスタマー」との違いとは?
「カスタマー」とは、英語の「customer」で日本語では「お客」や「購入者」という意味の言葉です。
上記の「クライアント」と確かに似ていますが、クライアントは「仕事をくれる顧客」というニュアンスがあります。
それに対して、カスタマーは「商品を買ってくれる客」という意味合いがあります。
「コンシューマー」との違いとは?
「コンシューマー」とは、英語の「consumer」で「消費者」という意味の言葉です。
商品やサービスを実際に消費する人々全般を指します。
「エンドユーザー」=「end user」という言葉と近い意味を持つ言葉ですね。

「クライアント」の使い方

「クライアント」とは、日本語で「顧客」や「取引先」を意味する言葉でしたね。
ここでは、「クライアント」という言葉がどのように使われているか、実際の使用例を見てみましょう。
- (IT用語としての)クライアント
- クライアントワーク
- シンクライアント
などがあります。一つずつ、詳細を見てみましょう。
「(IT用語としての)クライアント」とは
「(IT用語としての)クライアント」とは、コンピュータやソフトウェアから機能や情報の提供を受けるコンピュータやソフトウェアのことを意味します。
逆に提供する側のコンピュータやソフトウェアを「サーバ」(server)と呼び、
サーバとクライアントで構成されるシステムを「クライアントサーバシステム」(CSS:Client Server System)と呼びます。
「クライアントワーク」とは
「クライアントワーク」とは、依頼された仕事という意味です。
反対語としては、「自社開発」や「自社制作」が挙げられますね。
「シンクライアント」とは
「シンクライアント」とは、英語の「thin client」で「thin」とは日本語で「薄い」という意味の言葉です。
ユーザーが使うクライアント端末での処理を最小限にさせ、ほとんどの処理をサーバ側に集中させたシステムのことを意味します。
これにより、多くの処理を早い高性能なコンピューターで処理できる等のメリットがあります。
英語でネイティブはどのように使う?

「クライアント」という言葉を実際の英語圏では、どのように使っているのでしょうか。
英語圏でも「client」として、そのままの意味で使うことが出来ます。
実際の英語圏での使用例として、以下の例文を参照ください。
「client」の英語例文
Ex 1) We need to prepare very clear explanation about this matter to the client.
(今回の問題に対して、クライアントに明確な説明をする必要があります。)
Ex 2) Who is our client?
(我々のクライアントは誰ですか?)
Ex 3) I have an appointment with my client from noon.
(正午からクライアントと約束があります。)
まとめ
いかがでしょうか?
様々なビジネスシーンで頻繁に使われている「クライアント」という言葉の意味と、その使い方、そして英語での例を見てみました。
それらを通じて、「クライアント」という言葉を理解できたかと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。