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大人から子どもまで幅広い世代を魅了する絵本。
そんな絵本の記念日が「絵本の日」です。
では絵本の日の由来とはいったいどんなものなのでしょうか?
また何かキャンペーンなどは行われているのでしょうか?
今回はそんな絵本の日について意味や由来など基本的な事から詳しくご説明いたします。
「絵本の日」はいつ?
毎年11月30日が絵本の日として制定されています。
絵本と11月30日にはどんな関係があるのでしょうか?
「絵本の日」の由来と意味
「絵本の日」は「絵本と図鑑の親子ライブラリー」によってせいていされました。
日付は児童文学作家である瀬田貞二さんの「絵本論」の初版発行日である1985年11月30日にちなんだものとなっています。
絵本の日は日本記念日協会により登録、認定されています。
絵本の研究者や出版社、作家さんなど絵本に携わる人とともに絵本が持つ魅力を伝え、こども達の感性を絵本を通して育ててほしいという願いを込めて制定されました。
また絵本に携わる社会と個人を結び、その文化的な活動を広めていきたいという思いも込められています。
「絵本の日」のイベント
絵本グッズプレゼントキャンペーン
毎年11月1日から12月31日までの期間、キャンペーンに参加している書店などで絵本を購入し応募することで絵本グッズが当たるキャンペーンが実施されています。
一例にはなりますが、ノンタンの自由帳やパズル、くまちゃんのぬいぐるみなど絵本好きには刺さる賞品ばかり。
このキャンペーンは「大切な人に絵本を贈ろう」というスローガンのもとで開催されていますので、お子様や大切な友人に絵本を選んでみてはいかがでしょうか。
絵本雑学
絵本と童話ってどう違うの?
言葉だけ聞くと「同じじゃない?」と思ってしまう絵本と童話。
実は明確な違いがあるんです。それは
絵本の中心は「絵」であり、童話の中心は「文章」であるということ。
近年は1文字も文字が書かれていない絵本も販売されベストセラーとなっていますが、絵本は絵を見るだけでその本の内容がわかるものなんです。
一方童話は、昔から伝わる逸話を子供用に書き直したもので、一冊の中に絵が全く無いものでも童話と呼ばれるんですよ。
瀬田貞二著 『絵本論』って?
「三びきのやぎのがらがらどん」や「おやすみなさいおつきさま」などの名作絵本を生み出した瀬田貞二さんによって書かれた著書です。
戦後の日本で絵本に関する考え方を一番最初に示し、絵本業界に多大なる影響を与えたとされるのがこの「絵本論」なんです。
こどもに関わる全ての大人にまずは読んでほしい、「絵本とは何か」を改めて考える時にこそ読んでほしい1冊となっています。