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「閲覧」の意味と使い方!「観覧」との違いは?【類義語・例文つき】

「閲覧」の意味と使い方!「観覧」との違いは?【類義語・例文つき】

「閲覧」は何かを見るような意味の言葉ですね。

「資料を閲覧する」とか、図書室の「閲覧室」などの言葉で、学生の頃からおなじみではないかと思います。

近頃ではインターネットでサイトを見ることも「閲覧」と言いますよね。

フリマアプリを使っている人や、投稿サイトにイラストなど載せている人は、自分の投稿の「閲覧数」を気にしているかもしれません。

このように、日常生活でも学校生活やビジネスシーンでも何かとよく使う「閲覧」という言葉ですが、正確な意味を理解している人は案外少ないのではないでしょうか。

似た意味の言葉もいろいろありますので、正確に使えるように確認しておきましょう。

今回は、「閲覧」の意味と使い方!「観覧」との違いは?【類義語・例文つき】についてご説明いたします!

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「閲覧」の意味

「閲覧」は「書物・新聞・書類・ウェブページなどの内容を調べながら読むこと」という意味です。

「えつらん」と読みます。

「閲覧」の「閲」は「しらべる。かぞえる」などの意味があります。

本などの原稿を間違いがないかどうか調べて正すことを「校閲」と言ったりしますよね。

「覧」は「観覧」や「回覧」、「展覧」などいろいろな熟語があり、「みる。よくみる」といった意味の漢字です。

「閲覧」は本などを調べようと読むことを表しています。

単に見る、楽しむといったことではなく、じっくりと読む、調べ物をするという意味で使います。

「閲覧」の使い方

「閲覧」は本やウェブページなど、文章が書かれたようなものを調べようと読むことを指して使います。

「閲覧する」や「閲覧室」といった使い方が多いです。

文章を調べたり読んだりするという意味なので、例えば漫画や絵本といった、楽しみで読むようなものには「閲覧」はまず使いません。

資料や調べ物のために読むような書籍に対して使う言葉です。

ただし、近頃ではウェブページを見ることを「閲覧」と言います。

この場合は文字ばかりの調べ物のためのウェブページではなく、娯楽目的のもの、画像や動画がたくさんあるものなども含めて「閲覧」と言います。

【例文】

  1. レポートのために、図書館で資料を閲覧する。
  2. この資料は貸し出し不可なので、館内で閲覧してください。
  3. 登記簿の閲覧方法を調べる。
  4. ネットニュースを閲覧する。
  5. このサイトの閲覧者数は非常に多い。
  6. 図書館の閲覧室は静かで居心地が良い。

「観覧」との違いは?

「閲覧」は本などを読んだり、サイトなどを見たりすることを表します。

似た言葉に「観覧」がありますが、この二つの違いは

  • 「閲覧」は「本などを調べ読むこと」
  • 「観覧」は「ながめ、見物すること」

ということになります。

「閲覧」も「観覧」も「見る」という意味で使われることがある点は共通していますが、その見る内容や見る姿勢には違いがあるわけです。

「閲覧」は先に述べた通り、本やウェブページといったものを調べるために読むという意味です。

それに対し、「観覧」は「見物する」という意味の言葉です。

試合や展覧会、芝居、テレビ収録などなど、いろいろなものに対して「観覧」は使われますが、いずれも出かけていって見物する、見て楽しむといった意味で使われています。

「閲覧」が文章を読んで内容を理解するということを指すのに対して、「観覧」はただ見るだけとか、見て楽しむということを指します。

【「観覧」の例文】

  1. 美術展を観覧する。
  2. お寺の宝物館を観覧する。
  3. 観覧席からの眺め。
  4. 観覧車に乗って景色を楽しむ。
  5. テレビ番組の観覧募集。

「閲覧」の類義語

「閲覧」の類義語には次のようなものがあります。

  • 閲読(書物・文書などを調べながら読むこと)
  • 縦覧(自由に見ること。思うままに閲覧すること)
  • 回覧(書類や本などを順にまわして見ること)
  • 借覧(書物などを借りて見ること)
  • 参考(何かをしようとするときに、他人の意見や他の事例・資料などを引き合わせてみて、自分の考えを決める手がかりにすること。また、そのための材料)
  • 参照(照らし合わせて、参考にすること)
  • 確認(はっきり認めること。また、そうであることをはっきりたしかめること)
  • 吟味(詳しく念入りに調べること)

「閲覧」の対義語

「閲覧」の決まった対義語は特にありません。

「閲覧可能」ということの逆の意味であれば「非公開」など、その時の状況に応じた言葉で表現することになるでしょう。

まとめ

「閲覧」は書物やウェブページなどを調べ読むことを表す言葉でしたね。

元々は楽しく見る、チラッと見るといったことではなく、内容を理解して真面目に読むような意味の言葉です。

ウェブページの「閲覧」という使い方もあるように、今では調べ物などに限らず、かなり広い意味で使われている「閲覧」ですが、ぜひ本来の意味を正しく理解して使って見てくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。