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「風呂キャンセル界隈」という言葉をご存知でしょうか。
旧ツイッターのXで話題になった言葉ですが、いったいどんな意味があるのでしょうか。
今回は、「風呂キャンセル界隈」の意味や元ネタなど解説していきます。
「風呂キャンセル界隈」の意味や元ネタとは?
風呂キャンセル界隈とは、2024年4月30日に、とあるXユーザーによって投稿されたポストが元となっています。
風呂を入るのをキャンセルする=風呂に入らないという意味に、『そういった層が一定以上いるという』意味の【界隈】と言うネットスラングが混じった言葉です。
読み方は「ふろきゃんせるかいわい」です。
また、近年はSNSや匿名掲示板で過激な発言を繰り返してイベントなどを中止に追い込むといった『キャンセルカルチャー』が話題になる事も増えました。
日常的に入ることを当たり前とする人が多い風呂とキーワードを掛け合わせ、造語として生み出されたという背景があります。
「お風呂に入りたくない」理由とは?
風呂キャンセル界隈と言っても、風呂をキャンセルする理由や日数は様々です。
- 早く寝たい
- 疲れやストレス
- 在宅で家から出ていないから
- 仕事が忙しい
他にもいろいろな理由がありますね。
仕事で帰りが遅くなり、お風呂に入るよりも早く寝たい!という方も多いでしょう。
うつなどの心の病が原因でお風呂に入るという気力自体が奪われるケースや、リモートワークが増えて人に合うことが無くなりお風呂に入る必要性がわからなくなった人などもいるためです。
「人に会わなくなったから2日に一度くらいお風呂に入るのをキャンセルする」と言う人、デザイナーなどの専門職で「リモートワークだけになったから3日くらいお風呂入るのをキャンセルするし、忙しい時は1週間くらい忘れる」と言った人もいます。
心の病でお風呂を入る以前に、お風呂場に行く、服を脱ぐ、上がった後のドライヤーが面倒といった当たり前のことをする気力も奪われ、お風呂に入れないことでさらに落ち込むといった話も存在します。
働き方が多様になり、病気との付き合い方も含めて情報発信が簡単になったからこそ、風呂キャンセル界隈と言う言葉とともに、それぞれのライフスタイルなどの情報が大きく広まったのです。
シャワーは?
お風呂に関して年代や地域による認識の差も大きく出ることも話題の広がりに拍車をかけました。
少子化が進み、一人暮らしを経験する人が増えるにつれ、経済的・時間的な観念からお風呂に入らずにシャワーだけで済ませるという人も珍しくなくなっています。
風呂と言えば湯舟につかるというイメージを持つ人、シャワーでも風呂と表現するかで差が出ます。
沖縄や離島など水事情が厳しく、お風呂がある家や物件自体が少ない地域があるのもポイントです。
もともと日本人は世界的に見ても水に恵まれた国であり、風呂好きな国民性が知られています。
ただ、あくまで多くの地域、多くの人が水に恵まれて入浴の習慣もあるというだけで、そもそも入浴の習慣自体の馴染みが薄い人、文化圏も存在するのです。
ドライシャンプーなどの便利グッズ
ドライシャンプーや汗拭きシート、体臭予防や衛生ケア用品が増えたことも影響し、お風呂にじっくり入らなくて問題がないと感じる人も増えています。
一部地域では地震や豪雨などで避難生活を余儀なくされた結果、衛生用品が普及し、節水に関する認知度があがったケースもあります。
風呂キャンセル界隈と言っても、全くお風呂に入らないわけではなく、中にはお風呂が好きでも精神的な無理が重なって入れないだけの人もいます。
シャワーで体を洗う、髪の手入れも含めどこまでを風呂と表現するかも人によって異なるため、風呂キャンセルと言う言葉のインパクトに流されないようにすることが大切になりますね。
まとめ
「風呂キャンセル界隈」という言葉とてもインパクトがありますが、誰もが一度や二度、、いや年に何回かは「お風呂面倒だな」と思う時ありますよね。
キャッチーな言葉ですが、実際に風呂キャンセル状態になっている人にはメンタル的な問題がある状態もあるため、自分で使うのは問題ないですが、本当にそういう状態の人に対して使うのは注意が必要な言葉ですね。