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かつてテレビでよう流れていた「がんばるんば」という言葉をご存じでしょうか。
若い世代の中には何のことか全くわからないという人も多いかと思います。
今回は「がんばるんば」について基本的な意味や元ネタから解説をしていくとともに、方言なの？もう死語？といった疑問についてもお答えしていきます。
「がんばるんば」の意味
「がんばるんば」とは、「ルンバを踊るかのように軽やかに頑張ろう！頑張るぞ！」という意味の言葉です。
「頑張る」という言葉とダンスの一種である「ルンバ」が組み合わされた言葉と言われていますがその真偽の程は定かではありません。
「がんばるんば」の例文
- よーし、明日からの物販がんばるんば！
- 明日は出張！お仕事がんばるんば！
- 来月免許取りに行くんだ。がんばるんば。
- 締め切りもう少しだし、アップ目指してがんばるんばー。
「がんばるんば」は方言？
CMにて広まった造語であり、どこかの地方の方言というわけではありません。
ただこの言葉の流行を受けて姫路市では「姫路市生涯現役ガンバルンバ体操」という体操が作られています。
これは老若男女、年齢問わず健康づくりに取り組むことが出来る体操で、自然に覚えることが出来る簡単さもあり、市民から愛されているんですよ。
「がんばるんば」は死語？
現在ではイチローさんがイメージキャラクターとなっているユンケルのCMですが、「がんばるんば」という言葉は一切使われておりません。
ユンケルのCMからその姿を消した「がんばるんば」は現代ではその意味を知る若い世代も少なくなり、死語といっても良いのではないでしょうか。
イチロー選手が「がんばるんば」というセリフを使えばその流行が再燃する可能性もありますが、実現はかなり難しいと言えますね。
「がんばるんば」の元ネタ
「がんばるんば」という言葉はCMで使われたことで広く世間に知られるようになった言葉です。
かつてタモリさんが出演していた「ユンケル」という滋養強壮ドリンクのCM内で使われていたフレーズに「ユンケルンバでガンバルンバ」というものがありました。
滋養強壮ドリンクなので「ユンケルを飲んで頑張ろう！」というニュアンスの言葉であり、このフレーズはユンケルのCM内で長く使われていたんですよ。
ただ、そこまで「ルンバ」をイメージしたCMなのかというと、あくまでそれは初期のCMであり時代を追うごとにルンバイメージではないユンケルCMでも使われていましたので、CMにおける決め台詞的な使い方をされていたのかもしれません。
まとめ
思わず「懐かしい！」と感じた人、CMの映像や曲が脳裏に蘇った人も多いのではないでしょうか。
この言葉の意味が分かる世代の人との会話で使う分には問題ありませんが、若い世代との会話で使ってしまうと意味が分からない事で会話が滞ってしまう可能性が高いので、使用の際はお気を付けください。