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「下馬評」の意味や由来!「下馬評を覆す」とは?【例文つき】

「下馬評」の意味や由来!「下馬評を覆す」とは?【例文つき】

「下馬評」という言葉をご存知でしょうか。

使ったことがないという人も多いかもしれませんね。

ニュースなどでよく使われる言葉ですが、日常生活やビジネスシーンで使うこともあります。

「下馬評」という字面からはあまり意味が想像しにくいと思いますので、この機会にきちんと確認しておきましょう。

今回は、「下馬評」の意味や由来!「下馬評を覆す」とは?【例文つき】についてご説明いたします!

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「下馬評」の意味

「下馬評」は、「第三者が興味本位にする噂・批評」という意味です。

「げばひょう」と読みます。

「したうまひょう」とか「したばひょう」、「かばひょう」などと読み間違いをしないよう気をつけましょう。

興味本位ということですから、直接関係があるわけでもないのに、好き勝手に物事や人のことを評価したり、あれこれ噂したりするということです。

いかにも自分勝手な悪い意味に聞こえるかもしれませんが、「下馬評」は特に悪い意味ではありません。

勝手なことを言うという意味では、もちろん悪い意味で使えます。

ですが、いい評価をすることも含みますし、良くも悪くもないこと、例えば選挙の当落予想やオリンピックで誰が勝つかといった予想を私たちがするということも「下馬評」と言えます。

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「下馬評」の由来


「下馬評」は「馬」という字が入っていますので、競馬に関係したことではないかと思う人もいるかもしれませんね。

ですが、「下馬評」は競馬用語ではありません。

昔、馬というのは身分が高い人たちが乗るものでした。

また、お城や社寺を訪れた時には馬から降りなくてはならないこともありました。

そのような、馬から降りる場所を「下馬先」と言い、そこでお供の人がお城や社寺に入った主人を待ちました。

待ち時間に下馬先で、そういったお供の人たち、色々と興味本位の噂や評判をあれこれ話していたということから、「下馬評」という言葉ができました。

また、「馬」という字が入っていること、「ひょう」という音であることから、あとから「下馬評」が競馬の予想表のことを指しても使われるようになりました。

そして、スポーツの予想という意味でも広く使われるようになったわけです。

「下馬評を覆す」とは?

「下馬評」は、「下馬評を覆す」という使い方をよくします。

「下馬評を覆す」は、「物事が事前に予想されていたのと違う方向に向かう」ということです。

「下馬評」が第三者による勝手な判断や噂ということですから、それを「覆す(ひっくり返す)」ということですね。

人々が予想していたことをひっくり返して、違った結果になるということです。

スポーツの大会や競馬のレースなどで、大方の予想を覆す結果になった。

選挙で本命視された候補が逆転され、予想外の候補が当選した。

このような時によく使われる言い回しです。

【例文】

  1. 町長選挙で下馬評を覆し、A氏が初当選を果たした。
  2. W杯で日本チームは下馬評を覆し、いい意味で周囲の予想を裏切った。
  3. 彼は本番に弱く、今回も下馬評を覆すことができなかった。

「下馬評」の使い方

そのほかの「下馬評」の使い方を例文で確認しておきましょう。

「下馬評が高い」、「下馬評が低い」、「下馬評通り」などと使います。

「下馬評に上る」は「関係のない人たちに無責任にあれこれと取りざたされる」という意味になります。

【例文】

  1. 下馬評によると、今度の試合では彼のほうが有利らしい。
  2. 相手チームは、下馬評では格下だったが実際に戦うと案外強かった。
  3. うちのチームは2年連続最下位で、今年も開幕前の下馬評は低かった。
  4. 下馬評通り彼女が当選した。
  5. 私のことが次期CEO候補の下馬評に上っているようだ。

「下馬評」の類義語

「下馬評」の類義語には次のようなものがあります。

  • 噂(物事や人の身の上についてかげで話をすること)
  • ゴシップ(雑談。個人的な事柄についての興味本位の噂話)
  • 井戸端会議(主婦たちが家事の合間に集まってするおしゃべり)
  • 批評(良い点・悪い点などを指摘して判断すること)
  • 評判(世間で噂すること)
  • 前評判(事前の評判)
  • 格付け(価値や地位などによって人や物を分類して段階をつけること)
  • 予想(将来どうなるか、前もって見当をつけること)

まとめ

「下馬評」は、第三者が興味本位にする噂や批評という意味でした。

「下」という字から、よくない噂をするというイメージがあったかもしれませんが、色々噂をしたり予想したりするという意味なので、悪い言葉ではありません。

スポーツ、選挙、ビジネスといった色々な場面で使われることがありますから、ぜひ覚えておいてくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。