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七福神巡りで御朱印帳は分けるべき?御朱印集めの意味とマナーとは?

七福神巡りで御朱印帳は分けるべき?御朱印集めの意味とマナーとは?

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観光や開運で人気の七福神巡りですが、御朱印帳は分けるべきなのでしょうか。

今回は、七福神巡りにまつわる御朱印についての豆知識やマナーなどのあれこれをレクチャーしていきます。

関連 七福神の名前の覚え方と見分け方!並び方の順番はある?

御朱印集めの意味とは?

御朱印

「朱印(しゅいん)」とは、主に参拝者向けに押印される、日本の寺社仏閣の印章のことです。

簡単に言うと、お寺や神社のスタンプですね。

一般的には、そのスタンプが押印されたものの上に、尊号や法語、社寺名や神仏名などが墨で書かれます。

現代では、押印されたものと墨で書かれたものをひっくるめて敬称で「御朱印(ごしゅいん)」と言います。

御朱印の由来は、経典を写経したものを寺院に納めたことの証として発行されていたものとされており、本来は「御納経御朱印(おのうきょうごしゅいん)」と呼ばれていました。

今や、御朱印集めは人気のある趣味の一つとされており、

  • 願掛け
  • 御朱印のコレクション
  • 旅の思い出

などの意味を込めて、若い人から年配の方、さらには外国人の方にまで幅広い層で御朱印集めを楽しんでいる方が多くいらっしゃいます。

御朱印を集めている方は「御朱印帳(ごしゅいんちょう)」と呼ばれる専用の帳面を持っています。

御朱印帳は参拝した寺社仏閣や、通販や書店などでも売られています。

七福神巡りで御朱印帳は分けるべき?

七福神

「七福神巡り」とは、それぞれの神様からご利益をいただき開運を期待して、七福神が祀られている寺社仏閣を巡って参拝することです。

お正月に行う場合もあれば、地域によっては特に季節的な決まりはなく年中観光として七福神巡りを行なっているところもあります。

さて本題の、七福神巡りの際に御朱印帳を分けるべきかどうかというお話ですが、結論から言わせていただきますと

「御朱印帳は基本的には分けなくても大丈夫だが、分けた方が良い場合もある」

となります。

そもそも七福神巡りにおいて、御朱印帳を分けるべきだと言われている理由の背景には、以下のようなことが考えられます。

  • 七福神巡りには寺と神社が混ざっているため、寺用と神社用に御朱印帳を分けた方が良い
  • 七福神巡り用の御朱印帳があるため、普段の御朱印帳と分けた方が良い

とは言っても、基本的にお寺と神社の御朱印帳は分けなくてもマナーとしては問題はありません。

しかしながら、お寺や神社によっては稀に「御朱印帳を分けていなかったら押してくれなかった」という経験があったという声もちらほらとあります。

神と仏は分けるものという志を大切にしている寺社や、宗教的な問題でもあるため、御朱印をいただきたい場合は気をつけておきたいポイントなのです。

また、七福神巡りを観光として謳っている有名どころでは、なんと七福神巡り用の御朱印帳や専用色紙などが売られているとのこと。

そして七福神巡りのスポットによっては、持参の御朱印帳には押してもらえないこともあるのです。

例えば東京で有名な「港七福神めぐり」では、「専用色紙」か、「書き置き和紙」のみの対応となっています。

>>港七福神めぐり公式サイト

ですから、あなたが行きたいと思う七福神巡りの場所によって、どのように御朱印をいただくことができるのかリサーチしておくことが大切なのです。

また、マニアックな人によれば

  • 七福神専用の御朱印帳
  • 七福神の神様別の御朱印帳

などを用意している方もいらっしゃいます。

有名観光地の「七福神巡り」は7つの神様でセット(ときには8つの神様でセットの場合もあります)のようになっていることが多く、専用の御朱印帳が用意されていることがしばしばあります。

七福神巡りで御朱印を集めたい方は、必ず下調べをして行くようにしてくださいね。

なお、「七福神巡りだけど、8つの神様でセットってどういうこと?」と思った方はぜひこちらの記事をご覧ください。

8人目の神様のことを知ることができますよ。

>>七福神のリーダーは誰?順番は?実は8人目がいる?

御朱印集めのマナーとは?

御朱印めぐり

御朱印集めには、七福神巡りだけに限らずマナーがあります。

概ねどこでも下記のことを注意していれば大丈夫です。

その1、お参りをしてから御朱印をいただく

御朱印は大変ありがたいもので、祀られている神様や仏様との縁をあらわしてるものでもあります。

必ずお参りしてから御朱印をいただくようにしましょう。

その2、御朱印帳はカバーなどは外し、ページを開いて渡すようにする

御朱印を書いてもらう際は、書き手の手をわずらわせない様に気を配ることが大切です。

カバーなどは外し、書いてもらうページを開いて渡すようにしましょう。

その3、小銭を準備しておくこと

御朱印の支払いの際はスムーズにいくように、お釣りがないように小銭を用意しておくようにしましょう。

またところによっては、御朱印の料金を明記していない寺社もあります。

その場合は、お気持ちでお代を払うことになりますから、300円〜500円程度を納めるようにしましょう。

ちなみに、神社の場合は「初穂料(はつほりょう)」、お寺では「お志(こころざし)」「志納料(しのうりょう)」と呼ばれたりもします。

その4、書き方や書き手に注文をしないこと

御朱印の書き方や書き手に注文をすることは御法度です。

「ネットで見たあの人に書いてほしい」、スマホを見せて「この画像みたいに書いてほしい」などを言うことはやめましょう。

また話しかけたり、待っている間に大声で雑談したりと書き手の集中を乱すようなことも控えましょう。

その5、御朱印は人に頼まない、頼まれても受けない

御朱印を書いてもらうときは、必ず本人が行くようにしましょう。

寺社によっては、「一人一冊まで」などと注意書きを貼っているところもありますから、いかにトラブルが多いことがわかります。

御朱印でトラブルになるようなことは避けましょう。

まとめ

七福神巡りをしながらの御朱印集めは、その界隈では人気があります。

帰宅した後に、七福神の揃った御朱印帳を眺めるとなんだか嬉しい気持ちになるものです。

御朱印をいただく際は、お寺や神社によってマナーがあり、お代の支払い方法、御朱印帳の扱い方は違うので、きちんとリサーチしてからお参りするようにしましょうね。

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