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長寿祝いの一つ「白寿」。
白寿とは、何歳のお祝いなのでしょうか。
今回は白寿の意味や由来の他、年齢を考慮したお祝い方法やプレゼントまでご紹介いたします。
「白寿」を一緒に勉強して、年長者を敬うという日本の良き文化を知っていきましょう。
白寿は何歳のお祝い?
白寿とは「99歳」の長寿祝いのことです。
60歳の長寿祝いである「還暦」からさらに39年の月日が経過した年だと考えると、本当にすごいことだと感じませんか?
ちなみに、現在の日本人の男性の平均寿命は81.05年、女性の平均寿命は87.09年となっております。
白寿は、日本人の平均寿命を優に超え、そして100歳まであと一歩のところまで頑張って生きてきた大変おめでたい長寿祝いなのです。
白寿の意味と由来
白寿は「99歳」のお祝いという意味です。
100歳になるまであと1年、つまり「100ー1=99」ですね。
このことから、白寿の由来は百歳である「百」という漢字から一年分の「一」を引いて「白」、つまり「白寿」となったと言われています。
ちなみに、次の百歳のお祝いはそのまま「百寿」と言います。
なんだかうまいことできていて、面白いですね。
白寿のお祝い方法
白寿のお祝い方法には、特に決まりはありません。
ですが、ご本人様の体調を考えてお祝いすることがとても大切です。
まずお祝いの年についてですが、ひと昔前は数え年でお祝いをしておりましたが、現代の長寿祝いは満年齢でお祝いをすることが多くなっております。
しかし実は、現代においても数え年でも満年齢でも、どちらでお祝いをしてもかまいません。
地域や家庭の習わしに沿って決めると良いでしょう。
また、「白寿」という年齢を考慮して、時間的に早めになる数え年でお祝いをするのも良いですね。
日付につきましても、特に決まりはありません。
還暦のお祝いの様にお誕生日や敬老の日、ご家族の集まりやすい日を選ぶのも良いのですが、99歳という年齢を考えて、ご本人様の体調の良い時期にするように心がけるとなお良いでしょう。
白寿を迎える方の周りの人々が、常々ご本人様の体調を気にかけておき、お祝いにご招待する方と綿密に連絡を取るようにすることが理想です。
例えば「最近体調が良いみたいだからこの日曜日にしよう」など臨機応変にお祝いの日を決めることができればとても良いですね。
ただ、遠方のご家族の方もお祝いをされたい時は、臨機応変にお祝いの日を決めづらい部分がありますね。
遠方の方が来訪できるお盆やお正月を待っても良いのですが、日付が遠いとご本人の体調も心配になるもの・・・。
そのような時は、ご本人の近くの方々がお祝いをした時に合わせるように、遠方の方からのお電話やお手紙でお祝いの言葉を一旦お送りしましょう。
現代ではテレビ電話も可能ですから、画面越しではありますが対面でお話もできますね。
プレゼントは次に会えた時にお渡しするのも良いですし、場合によっては郵送するのも良いかもしれませんね。
白寿祝いは、ご本人様の体調をうかがい、ベストなタイミングと規模で行うことが本当に重要です。
99歳ですから、いつ体調が悪くなるかわからないからです。
お祝いをする場所なども安全で安楽なところを選び、ご負担にならない様に気をつけましょう。
そしてそもそも、白寿のお祝いは何回しても良いものです。
ご本人様に会えた方から、かわるがわるお祝いの言葉を送り、白寿を迎えた喜びをみんなで何回も共有するのも良いかもしれませんよ。
白寿のおすすめのプレゼントは?
白寿のテーマカラーは、その字の通り「白」です。
ちゃんちゃんこや贈り物をする際に色で悩まれた場合は、白系のものを選ぶと良いでしょう。
そして白寿は99歳ですから、年齢を考慮してライフスタイルにあった贈り物を選ぶことも大切です。
白寿のおすすめのプレゼントは以下になりますので、ご参考ください。
白寿のおすすめのプレゼント5選
1、日用品
99歳となると、屋内で過ごす方がほとんどです。
ですから贈り物の選択肢の一つに、手元で使ってもらいやすい日用品はいかがでしょうか。
枕カバーや座布団、タオルケットや膝掛けなどがおすすめです。
優しい肌触りで、軽くて扱いやすいものを選ぶと良いでしょう。
2、名前入りグッズ
湯呑みやスプーン、タオルなどに名前を入れてくれるギフトサービスがあります。
自分の名前が入っているものは、特別感がありますね。
またご自宅ではなく施設や病院に入所されている方の多くは、みなさん私物に名前が記入されていますから、喜ばれることが多い贈り物です。
3、写真やアルバム
大切なご家族の写真をお贈りするのも良いですね。
素敵なフォトフレームにメッセージなどを添えて写真を入れ、いつも目の届くところに飾れるようにして贈ると喜ばれますよ。
4、フラワーギフト
お花はいつもらっても嬉しいものですし、お祝いの鉄板アイテムですね。
白寿のお祝いに、白いお花をお贈りするのはいかがでしょうか。
例えば胡蝶蘭には、幸せが飛んでくるという意味があります。
他にもプリザーブドフラワーなど、生花の様な美しさを保つために特殊な加工をされているものもあります。
水やりなどの手間も要らず、人気の商品です。
まとめ
白寿は、99歳の長寿のお祝いです。
由来は、100歳まであと一年ということで「百」という字から「一」を引いて「白」、つまり「白寿」となったと言われています。
99歳は大変高齢ですから、年齢に考慮したお祝いをしなければなりません。
ご本人様のご負担いならないよう、周りの人が臨機応変に気を遣いながら素敵なお祝いになるように心がけましょう。
次の100歳のお祝いである「百寿」をみんなで笑顔で迎えられるように、生きる気持ちが湧いてくるような、そんなお祝いにしたいものですね。