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夏の風物詩の代表ともいえるのが花火ですよね。
毎年花火大会を楽しみにしているよ!という方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな花火にまつわる「花火の日」について由来など詳しく掘り下げていきます。
花火の日はいつ?
記念日というと1年に1日というイメージもありますが、「花火の日」と定められている日はなんと1年に3回あります。
5月28日、8月1日、8月7日
の3日間です。
いったいどれ?となってしまいますね。
花火の日の意味や由来
5月28日 花火の日
1733年に初めて墨田川両国橋周辺で花火の打ち上げが行われたことから制定されました。
この花火は川開きの意味と、飢饉やコレラの犠牲者の慰霊を兼ねていました。
8月1日 花火の日
1967年に「花火の日」と制定されました。
戦時中に禁止とされていた花火が1948年の8月1日に解禁となった事に由来しています。
また1955年同日に花火問屋にでかなり大規模な爆発事故もあったことから注意喚起という意味も込められています。
8月7日 花火の日
「おもちゃ花火の日」と「花火人の日」として制定されています。
おもちゃ花火とは、ご家庭で楽しむような手持ち花火などの事。
- 「おもちゃ花火の日」はご家庭でも気軽に花火を楽しんでもらいたい、また楽しむ際のマナーの向上を目的として制定されています。
- 「花火人の日」は一般社団法人である「日本花火協会」が花火という文化の発展や社会教育として推進していきたいという目的の元制定しました。
どちらも「8(は)7(な)日(び)」の語呂合わせから8月7日となっているんですよ。
こちらは覚えやすいですね。
日本の有名な花火大会
墨田川花火大会
江戸時代より続く歴史と格式のある花火大会です。
東京の花火大会といえばまっさきに墨田川花火大会が浮かぶという方も多いのではないでしょうか。
全国花火競技大会 大曲の花火
こちらはなんと花火師たちの競技大会となっています。
読み方は「おまがりのはなび」です。
全国各地から腕に自信のある花火師たちが集まり、自慢の作品を打ち上げて優劣を決めるという花火大会。
優秀作品にはなんと内閣総理大臣賞など権威のある賞も受賞されるんです。
また1年間もの期間をかけて作られる「ワイドスターマイン」という全長500メートルのビッグ花火も見どころです。
花火の日の雑学
花火はお盆の送り火・迎え火
墨田川花火大会の起源が鎮魂ということもあり、慰霊の意味を込めての花火は現在でも多くの花火大会で行われています。
また空高くで輝くため、お盆に帰ってくる方やお盆を終えて帰る方の道しるべという役割も持っています。
祈願や神様への奉納を目的として打ち上げられる
美しく華やかな作品を天高く打ち上げることで、絵馬や神楽同様に神様への捧げものとしての意味を持つ事もあります。
また悪疫退散や平和を祈願するという意味で打ち上げられる事も多くあるんですよ。