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「早合点」の意味と使い方!ビジネスでも使ってもOK?言い換えは?【例文つき】

「早合点」の意味と使い方!ビジネスでも使ってもOK?言い換えは?【例文つき】

「早合点」と言う言葉を使ったことがあるでしょうか。

「早合点」は話をよく聞かないで行動するような人に対して使う表現です。

ビジネスシーンでは特に、失敗にもつながりかねないことですから気をつけたいですよね。

この「早合点」、聞いたことはあっても詳しい意味までは知らない人もいるでしょう。

また、「早合点」という言葉自体をビジネスシーンで使ってもよいものかどうかも調べてみました。

今回は、「早合点」の意味と使い方!ビジネスでも使ってもOK?言い換えは?【例文つき】についてご説明いたします!

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「早合点」の意味

「早合点」は「よく聞いたり確かめたりしないうちにわかったつもりになること」という意味です。

「はやがてん」と読みます。

「合点(がってん、がてん)」というのは、承知すること、事情などがわかることを言います。

時代劇などで「がってんだ!」とか「合点承知の助」とか言っているのを聞いたことがありませんか?

あれは「納得した」「承知した」「任せておけ」といった意味になります。

「早合点」は「早く」「合点」するということですが、単に早く承知するということではありません。

まだ話をよく聞かないうちから、もう分かったつもりになってしまうことを指します。

慌て者で、勘違いして失敗しそうな予感がする言葉ですよね(笑)。

「早合点」はよく聞かないうちに分かったと思い込んでしまうという、軽率な振る舞いを指す言葉なのです。

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「早合点」の使い方

「早合点」はしっかり聞いたり確認したりしないうちにわかったと思い込むことを指して使います。

思い込むことですから、正しく理解したという意味ではなく、あわてて間違って理解したとかよくわからないまま勝手に決めたとかいった、正しく理解していない様を表すのに使います。

「早合点する」などの使い方をしますので、例文で確かめておきましょう。

【例文】

  1. 彼はよく早合点して失敗する。
  2. このウイルスに一度感染すればもう二度と感染しないというのは早合点である。
  3. 彼女が立ち上がったので、てっきりもう帰るのだと早合点してしまった。
  4. 仕事をの進め方について、こまめに上司に確認を取るようにしたので、早合点によるミスが減った。
  5. 脇にしこりを感じ、癌だと早合点したが吹き出物だった。
  6. 店の棚に商品が並んでいないからといって品切れだと思うのは早合点だ。

ビジネスで使ってもOK?

「早合点」は話をよく聞かないまま勝手にわかったつもりになってしまうことでしたね。

この「早合点」はビジネスシーンでも使えるのでしょうか?

結論から言うと、「早合点」はビジネスには使わない方がよい言葉です。

100パーセント使ってはダメということはなく、例えば自分が上司の話をよく聞かず「早合点」してしまったときには、「早合点しておりました」「早合点して申し訳ありませんでした」などと言うことになります。

ですが、「早合点」は話をよく聞かないで分かったつもりになるという、うっかりした状態を指す言葉ですね。

ですので、相手に向かって「それは早合点ですよ」とか「早合点しないでください」などと言うのは失礼になります。

また、自分のミスがあった時でも、あまり人に迷惑をかけたりしないようなちょっとした思い違いであれば「早合点でした」と言えますが、深刻な場面には不適切です。

会社に損害を与えたとか、相手に不利益になるようなことがあったとか、けが人が出たとか、人に迷惑をかけるような場面で「早合点でした」などと言うのは軽率な印象になり、これも失礼であると言えるでしょう。

「早合点」をビジネスシーンで使う場合は

  • 自分がした、取るに足らないような思い違いであれば「早合点」を使ってよい
  • 自分がした、相手に迷惑をかけるような思い違いでは「早合点」は使わない
  • 相手がした思い違いには「早合点」は使わない

と理解しておくとよいでしょう。

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「早合点」の言い換えは?

「早合点」は使い方によっては失礼な印象になってしまう言葉です。

「早合点しました」ということを言い換えるには

  • 確認不足でした
  • 行き違いがありました
  • 考え違いをしていました

などの言い回しがあります。

ビジネスシーンでも「早合点」というよりも、こうした言葉を使った方が真剣さが伝わりやすいでしょう。

もちろん自分が「早合点」をして失敗してしまったというときは、お詫びの言葉も忘れないようにしましょう。

「早合点」の類義語

「早合点」の類義語には次のようなものがあります。

  • 早のみこみ(話もよく聞かないで分かったつもりになること)
  • 早とちり(早合点をして失敗すること)
  • 独り合点(自分だけの判断で分かったつもりになること)

まとめ

「早合点」は人の話をよく聞かず、勝手に分かったつもりになってしまうことを表します。

「早合点」は失敗の元ですし、ビジネスの場で「早合点」してしまっては周りの人に迷惑をかけることもあるでしょう。

ぜひ「早合点」の意味や使い方を理解するとともに、「早合点」ばかりしてしまわないよう気をつけたいですね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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