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「端役」は、ドラマや映画、芝居などに関する話題でよく使われる言葉です。
よく目にする機会はあると思いますが、「端役」の正しい読み方や、具体的にどういう役が「端役」なのかはよくわからないという人も多そうです。
今回は、「端役」の意味とは?「脇役」「エキストラ」との違いと使い方|類義語・対義語についてご説明いたします!
「端役」の意味
「端役」は「芝居などで、主要でない役」「一般に重要でない役目」という意味です。
「はやく」と読みます。
「端」を「は」と読みますので、「はしやく」とか「たんえき」などの読み間違いに気をつけてくださいね。
「端っこ」の「端」と「役」を書きますので、意味を知らなくても想像がつきやすそうですね。
いわゆるちょい役ですね。
お芝居などで、主要な役ではなく、話の背景に現れるだけのような目立たない役のこと、またその人物のことです。
そこから、お芝居に限らず広く「重要でない役目」「つまらない役目」といった意味で使うようになった言葉です。
「端役」の使い方
「端役」はお芝居などで主要でない役のことを指して使います。
例えば主要な登場人物がちょっと立ち寄った店の店員とか、学園もののお芝居でたくさんいるクラスメイトの一人など、物語の進行にあまり関わることがないようなちょっとした役柄のことです。
登場場面も少なく、セリフもほとんどなかったりします。
名前もついていないこともよくあります。
また、芝居以外では「重要でない役目、つまらない役目」という意味で色々な場面で使うことができます。
【例文】
- 彼に来る仕事は端役ばかりだ。
- 彼女はデビュー以降、端役からキャリアを積み上げていった。
- 彼はあの映画の端役で俳優デビューした。
- どんな端役でも大切な仕事なので一生懸命に取り組む。
- 彼女はあの人気ドラマに端役で出演していた。
- 私はこの業界ではまだ端役に過ぎない。
- 彼は彼女の人生において端役でしかない。
「エキストラ」との違いは?
「端役」は、お芝居などのいわゆるちょい役ですね。
「エキストラ」も同じような意味合いで、有名な言葉でしょう。
映画などの撮影を行うときに通行人や群衆などの「エキストラ募集」がされることもあります。
この「端役」と「エキストラ」の違いは、次のようになります。
- 「端役」は「芝居で、重要でない役」
- 「エキストラ」は「群衆や通行人などを演じる臨時雇いの出演者」
どちらもそのお芝居において、主要な役割ではないことが共通しています。
「端役」は重要ではない役という意味で、セリフはあったりなかったり色々ですが、フリーの役者や有名でない役者が演じることが多いです。
「エキストラ」の方は、ほとんどの場合臨時雇いの一般人である点が違っています。
「エキストラ」は群衆や通行人で、単なる背景のような役がほとんどです。
なお、「脇役」も、芝居のちょっとした役という意味で使われる言葉です。
「端役」と混同しやすいですが、「脇役」は主役を引き立たせる演技をする人ということなので、意味は違っています。
「端役」はセリフがほとんどないような目立たない役ですが、「脇役」は主役ではないけれど、主役を引き立たせるような演技をする人で芝居の中でも大切な役割です。
「主役」と「端役」の中間といってもいいでしょう。
最近は「バイプレーヤー」とも言い、脇役を専門的にやっている俳優が注目されて人気がでたりすることもあります。
「端役」の類義語
「端役」の類義語には次のようなものがあります。
- ちょい役(ほんの少し出演するだけでセリフもあまりない役)
- エキストラ(芝居で、通行人や群衆などを演じる臨時雇いの人)
- 脇役(芝居で、主役と端役の中間の重要さを持つ俳優)
- 引き立て役(そばにいる人の良さが引き立つようにする人)
「端役」の対義語
「端役」の対義語には次のようなものがあります。
- 大役(重大な役目)
- 主役(劇中の主人公の役)
まとめ
「端役」は「芝居などで、主要でない役」「一般に重要でない役目」という意味です。
「はやく」という正しい読み方もしっかり覚えておきましょう。
一般的に、広い意味で「重要でない役目の人」「つまらない役目の人」という意味でも使いますが、芝居に関して使う場合は「エキストラ」や「脇役」とも似ています。
「端役」は主要な登場人物ではなく、話の背景的にちょっと現れる人物の役ということです。
芝居についても、そのほかについても使える言葉ですからぜひ覚えておいてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました。