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閉店・廃業の時のねぎらいや感謝・お礼のメールやメッセージ例文

閉店・廃業の時のねぎらいや感謝・お礼のメールやメッセージ例文

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親しく付き合いのあったお店が閉店する。

取引先の企業や個人事業主が廃業する。

長年付き合いのあった相手がやめてしまうのはとてもさみしいものですね。

お世話になった感謝や、これまでをねぎらう言葉をぜひメールなどで伝えてみましょう。

今回は、閉店・廃業の時のねぎらいや感謝・お礼のメールやメッセージ例文についてご説明いたします!

閉店・廃業の時にねぎらいや感謝を伝えるマナー

贈り物をする場合

まず、開店や開業の場合はお祝いを送ることが多いですが、閉店や廃業の場合はかならず贈り物をするわけではありません。

閉店や廃業の時に贈り物をする場合は、後に残らないものが良いとされています。

閉店や廃業の際は準備や後始末が色々とあり、お店や会社の後片付けも大変です。

そのような時に大きなものや置き物などをもらっても処分に困りますよね。

  • 食べ物
  • お酒

こうした、後々まで残らないようなものが望ましいとされています。

食べ物はスタッフの方達で分けられるようなもの、花は小さく飾れる程度のものにするなど、相手の気持ちになって片付けやすいものにするのがよいでしょう。

また、お店の場合は贈り物をするよりも閉店の前に行って買い物や食事をする方が喜ばれることもあります。

メッセージを送る場合

閉店・廃業へのメッセージを手紙やメールで送ることもあります。

直接出向いて挨拶ができるとよいですが、難しい場合は電話やメールということになります。

中でもメールは、相手の都合を気にしなくてもいつでも好きな時に読んでもらえるので、忙しいお店や会社に送るときは便利です。

ただし、閉店や廃業にはそれぞれの理由があります。

  • 経営難
  • 病気
  • 高齢
  • 移転
  • ステップアップ

などなど、悪い意味で閉店・廃業することもあれば、ステップアップなどいい意味で一旦閉店・廃業するということもあります。

いい意味での閉店・廃業の場合はこれからのさらなる発展を願うような文章がよいでしょう。

しかし、悪い意味の場合はあまり「さらに活躍してください!」といった内容ではなく、お疲れ様でしたとこれまでの苦労を労うような文章にする方がよいでしょう。

相手の事情に配慮して文章を考えていきましょう。

閉店・廃業の時のねぎらいや感謝・お礼のメールやメッセージの書き方

タイミング

閉店や廃業を聞いたら、できるだけ早く送りましょう。

閉店や廃業を聞いて、とり急ぎメールを書いたということです。

あまり時間が経ってからでは気持ちが伝わりにくいですし、閉店当日では相手も忙しくて読む暇がないかもしれません。

内容

親しいお店が閉店する、取引先が廃業するといった時の内容は、感謝や励ましを伝えるとともに、相手の大変な状況を労う内容がよいでしょう。

  • 閉店・閉業を知り残念である
  • 閉店・廃業を決断した苦労を労う
  • これまでのサービスや取引に感謝する
  • 今後の新たな成功を祈る

こうした内容に加え、取引先の場合は本来なら直接出向いて挨拶すべきところを、取り急ぎメールで済ませる旨もことわっておきましょう。

あるいは、後日改めてお見舞いに伺います、などとするのもよいでしょう。

書いてはいけない内容

  • 業務上の要件
  • 理由を詮索する
  • 忌み言葉

閉店や廃業のお見舞い、励まし、感謝といったことが目的のメールですから、それ以外の業務上の要件などを一緒に書かないようにしましょう。

また、閉店や廃業の事情はある程度はわかっているかもしれませんが、こちらから根掘り葉掘り必要以上に聞くことはマナー違反です。

それから、「重なる」「再び」「苦しむ」「失う」などの縁起が悪いとされる忌み言葉は避けましょう。

閉店や廃業はあまりいい意味ではないことが多いので、再びやバラバラになることを連想させるような言葉は不適切です。

閉店・廃業の時のねぎらいや感謝・お礼のメールやメッセージ例文

親しくしていたお店

○○(店名)の皆様へ

いつもお世話になっております。

このたび閉店のお知らせをいただき、驚きと共にお見舞い申し上げます。

長い間、あたたかなもてなしと美味しいお料理を楽しませていただきました。

閉店は本当に残念なことですが、その決断に至られるまでのご苦労、ご努力を心から尊敬いたします。

閉店されましても、そのことが皆様の新たな成功へのステップとなることをお祈り致しております。

長い間ありがとうございました。

(署名)

取引先

○○株式会社

○○様(○○部 御中)

平素は大変お世話になっております。

株式会社●●の●●です。

このたびは、○月末にて廃業されるとのお知らせをいただきありがとうございました。

長いお付き合いであり、廃業は誠に残念でなりません。

しかしながら、この決断をされるまでのご苦労とご努力はいかばかりかと心より敬服いたします。

長い間の貴社とのお取り引き、誠にありがとうございました。

これまでのご厚情に感謝いたします。

末筆ながら、皆様のこれからのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

(署名)

まとめ

親しくしていたお店や、長年取引のあった相手がやめてしまうというのは残念なことです。

ですが、それぞれの事情があって閉店や廃業の決断をされたことでしょうから、そのねぎらいやこれまでの感謝をこめてメッセージを送りましょう。

これまでの苦労や努力を労う、これまでの付き合いに感謝する、これからの新たな活躍を祈るといった内容で、自分の気持ちを素直に伝えましょう。

ぜひ参考になさってくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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