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看護師として日本で経験を積んだ後、1か月の語学留学の後、イギリスの現地施設での仕事をしていました。
とても良い経験でしたが、メンタルが不調になる日も多くありました。
今回は海外での仕事経験の中で意外なことがきっかけでメンタル不調になってしまった体験談をお話しします。
念願の海外で働くチャンスが!
私は看護師になった時から、いつか海外に行ってみたいと思っていました。
そんな時に舞い込んできたチャンス。
当時私は24歳、そして看護師としての経験は3年でした。念願のイギリス、レスターへ行くことになりました。
希望していたイギリスでの生活は順調
私が渡航する前、英語圏が良いと思っていましたが、やはりアメリカよりもイギリスのほうが文化的にもよいと感じていました。
そのため、無条件にイギリスだけを希望していたのです。
渡航が決まった時には、とてもうれしかったし、いろいろなことを経験してこようと気持ちも最高頂だったと思います。
看護師としての経験を活かせる介護施設に入りました。
そこでは寮生活でした。もちろんプライベートな時間も空間もありましたが、イギリスの生活が楽しく、どっぷりハマった時間でした。
メンタル不調は遠距離の恋人
メンタルが不調になった経緯は、日本にいた恋人との関係が不調になった事でした。
日本にいる恋人との電話が私の活力になっていたし、精神安定剤にもなっていたのに、なんだか距離が離れると関係が少しずれてきたことを感じたのです。
そのずれた感覚が、私のメンタルや健康面に影響し、次第に気分が沈みこむようになりました。
その変化に職場の人も大丈夫かと心配をしてくれましたが、私にもどうしていいのかわからない出来事でした。
仕事の時間はとにかく何も考えないようにして仕事に集中する、そして仕事が終わると不安で部屋に閉じこもるという日々が続きました。
そんな生活が約半年続きました。
そんな中でどうやって復活をしたのか。
それはその介護施設に入所する人に元気づけられたからです。
介護施設に入所している人の前向きさに感動
私はひたすら落ち込んでまるでうつ状態。
しかし、私の周りにいるイギリス人は、身体や知的に障害があってもとにかく前進あるのみ。
人の手を借りてでも大学に行くし、サッカーを見にいくし、とにかく人生を楽しむということをモットーにしていました。
その姿を見て、
私は「何でここまで来て、こんな生活をしているのか。なんでこんなことで悩んでいるのか、もっとやるべきことがあるのではないか」と急に思うようになったのです。
それからです。私がだんだんと前向きになることが出来たのは。
これから海外赴任する方へ
海外赴任をするとき、仕事のことだけではなく、自分の私生活のことも気になることがあるのではないでしょうか。
パートナーがいる時には、遠距離のことが一番気がかりですよね。
私たちなら大丈夫と思っていても、決してそんなことはありません。いつどうなるか誰にもわからないのです。
ただパートナーとの関係が崩れたとき、海外赴任、現地での生活に影響を与えることは間違いありません。
精神的に落ち込み、うつになるという人もいるでしょう。
そんな時に考えてほしいのが、今この時しかない貴重な時間に落ち込んでいても仕方がないし、もったいない!ということだと思います。
それが過ごしずつモチベーションになって、動き出すことができるのではないでしょうか。
海外赴任では、いつなにがあるかわかりません。しかし、その時間、その経験を大切にしたいですね。