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「頬被り(ほおかぶり・ほおかむり・ほっかぶりまたはほっかむり)」という言葉を聞いたことがありますか?
日常ではあまり使わない方が多い「頬被り」。
「頬かぶり(頬かむり)をする」などと使うことがあります。
読み方もいろいろとあるため、方言かな?と思う人も多いかと思います。
今回は「頬被り(ほおかぶり・ほおかむり・ほっかぶり)」のいっみや使い方と例文をご紹介します。
「頬被り」の意味と読み方
「頬被り」とは
- 頭から頬へかけて衣服や手ぬぐいをかぶること
- その事をしっていながらそ知らぬふりをすること
この二つの意味があります。
読み方は、ほおかぶり・ほおかむり・ほっかぶり・ほっかむりと読みます。
漢字ではおもに「頬被り」と書きますが、「頬冠り」と書く場合もあります。
「頬被り」の使い方
頬被りは二通りの意味があり、
①「頭から頬へかけて衣服や手ぬぐいをかぶること」
- 「彼女は大きな布で頬被りしていた」
- 「怪しい大柄な男性が頬被りしながら歩いていた」
②「その事をしっていながらそ知らぬふりをすること」
- 「彼はいつも自分の立場が危うくなると頬被りする」
- 「都合が悪くなるとほっかむりを決め込む」
「頬被り」は方言?
「頬被り(頬かむり・頬っかむり・頬かぶり」は標準語です。
響きがどことなく方言のように感じますが、辞書や広辞苑などにも記載されている標準語なんですね。
まとめ
「頬被り」は最近ではあまり使うことの少ない言葉かもしれません。
頭から手ぬぐいを被るなんてことも少ないですよね(笑)
特に古い世代の間ではまだ使っている人もいるため、方言なのかな?とも思ってしまいますが、標準語ということにもびっくりです。
読み方はさまざまで、ほっかぶり、ほっかむり、ほおかぶりなどでもどれも間違いではありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。