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1964年、最初の東京オリンピックの開催に向け、政府は首都高の開発を進めました。
首都高というインフラが当時の日本の高度経済成長を大きく支え、そして今なお、日本の物流を支えてくれています。
もちろん、現代はエネルギー価格の高騰、5Gの導入、災害からの復興など、様々な場面で「インフラ」と言う言葉を耳にするかと思います。
ここでは、その「インフラ」という言葉について解説します。
「インフラ」の意味とは?
「インフラ」とは、英語の「infrastructure」を省略した略語で、「人々の生活を支える基盤」を意味する言葉です。
具体的に言えば、電気、ガス、水道、電話、道路、線路、そしてインターネット環境などもITの発展にともなって挙げられます。
また広義な意味では、公園や病院や学校などの設備もインフラとして挙げられます。
日常の生活に欠かせないもの、まさに「生活を支える基盤」=「インフラ」ということですね。
こうしたものを総じて「社会インフラ」と呼ぶこともあります。
当時、ローマ帝国が発展した大きな理由の一つに水と道路の整備というものがあったそうです。
他の地域と異なり、水と道路をしっかり整備したことで物流が生まれ、人が集まり、大きな帝国となりました。
現代でも、その構図は変化しておらず、インフラの整備度合いが国や地域の活性化に直接影響します。
ですから、災害や戦争により発電所や道路、電車がダメージを受けるというのは国家として、とても大きなダメージなのです。
>>ダイバーシティーの意味とは?インクルージョン・エクイティーについても解説|英語例文つき
「インフラ」の使い方
「インフラ」とは、日本語で「生活を支える基盤」を意味する言葉でしたね。
ここでは、「インフラ」という言葉がどのように使われているか、実際の使用例を見てみましょう。
上記のように「インフラ」は幅の広い言葉であるため、具体的に示したい場合には「〇〇インフラ」という言い方をします。
【使用例】
- 「地方活性化のためには、まず地方のインフラ整備を進めることが重要です。」
- 「これからの5Gの時代では、通信インフラがカギとなるでしょう。」
- 「今のわが社にはIT関連のインフラエンジニアが必要です。」
などとして用いられていますね。
英語でネイティブはどのように使う?
「インフラ」という言葉を実際の英語圏では、どのように使っているのでしょうか。
英語圏でも「infrastructure」として、そのままの意味で使うことが出来ます。
しかしながら、「インフラ」というのは日本語特有の省略形であるため、英語圏では通じません。注意しましょう。
もともとの英語は「下の」を意味する「infra」と「構造」を意味する「structure」が組み合わさって構成される言葉です。
ここからも、「礎」や「基盤」を意味しているが分かるかと思います。
実際の英語圏での使用例として、以下の例文を参照ください。
「infrastructure」の英語例文
Ex 1) The aging is the always challenges for the infrastructure industry.
(老朽化というのが、常にインフラ産業の課題です。)
Ex 2) Network and system infrastructure are the critical factor of the development.
(発展のためにはネットワークとシステムのインフラが重要な要素です。)
Ex 3) I was working as IT infrastructure engineer for 5 years at the previous company.
(前の職場ではITインフラエンジニアとして5年働いていました。)
まとめ
いかがでしょうか?
私生活においても仕事においても、日常生活で触れることがない日はないであろうインフラ。
その言葉の意味と、その使い方、そして英語での例を見てみました。
それらを通じて、「インフラ」という言葉を再確認していただけたかと思います。
IT革命はインフラ業界に大きな変革をもたらしました。
各国の戦略も、以前のような物理的インフラのみならず、情報戦を制するためのITインフラを整備に力を入れています。
特に日本という国は他の先進国に比べ、ITインフラの面で後れをとっているというデータもあります。
5Gそして、6Gの時代に巻き返しを図れるかが今後の課題となるかもしれませんね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。