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「インターフェイス」という言葉を聞いて、すぐに説明ができますか?
分かるようで分からない、しかも次々と登場していくIT用語。
業界について勉強し始めたばかり!という方にも分かりやすいようにまとめました。
これで「インターフェイス?聞いたことはあるけどよく知らない」から卒業しましょう!
今回は、インターフェイスについて解説したいと思います。
インターフェイスとは
インターフェイスとは、もともと英単語で、接点・境界・接合面といった意味を持っています。
そしてインターフェイスは、IT用語として使われることが非常に多く、
- ハードウエア・インターフェイス
- ソフトウエア・インターフェイス
- ユーザー・インターフェイス
というように、「接続する部分・データないし通信をやり取りする部分」との意味でよく使われる単語です。
それぞれの概念について、以下に説明します。
ハードウエア・インターフェイス
ハードウエア・インターフェイスとは、複数の装置を接続して通信する際の仕様で、コネクタの形状や電気信号の形式などを多くの場合、標準規格として定めています。
身近なところですと、USB・無線LAN・HDMIのコネクタや、ポート類は、ハードウエア・インターフェイスの代表です。
ソフトウエア・インターフェイス
ソフトウエア・インターフェイスは、API(Application Programming Interface)に見られるように、二つ以上のプログラムの間で、データ・コマンドをやり取りする一連の手順のことを言います。
APIの場合、OS・ミドルウエア・ライブラリの機能を呼び出して、アプリケーションソフトウエアに利用させることができます。
ネットワーク通信における通信規約=通信プロトコルも、ソフトウエア・インターフェイスの一つです。
ユーザー・インターフェイス
ユーザー・インターフェイス(UI、User Interface)は、ユーザーがコンピュータに情報を入力する形式またはコンピュータがユーザーに情報を表示する形式のことです。
以前は、パンチングカードやテープなどのように、コンピュータに情報を入力するための方式のために使われることが典型的な用法でした。
PCで情報を表示させるグラフィック技術を、GUI(Graphic User Interface)といいますが、このGUIの登場をきっかけに、UIという言葉はより広い意味でつかわれるようになっています。
すなわち、広くアプリケーションソフトウエアや、OSにおいて、入力の有無にかかわらず、ユーザーが目にする部分をUIと呼ぶようになってきており、UIは元の意味よりも広い範囲の概念を指しています。
さらに、IoTの用語としては、人間がコンピュータとコミュニケーションを可能にするスピーカーやセンサのことをヒューマン・インターフェイスと言う例もあり、
ITの世界でインターフェイスは、非常に広範囲に使われている言葉ということができます。