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職場でITリテラシーの向上を目的としてのITパスポート試験の取得が推奨されていたので、ITパスポーを取得しようと考えました。
他にも数種類の資格取得が推奨されているなかで、ITパスポートが1番簡単そうなイメージがありチャレンジしました。
ITパスポートは取得しても無駄!という人もいますが、個人的には取得したことによるメリットが多いと感じています。
ITパスポートをとるメリットについて
文科系の学部を卒業し、パソコンは使うもののワードやパワーポイントなど基本的なソフトのみ利用する業種です。
そのためパソコンに関する基本的知識(ハードウェア、ソフトウェアなど)に乏しく、法人の担当顧客との話題に乗ることすらできませんでした。
これだけIT技術が発展しつつある現代に「わからないから~」などと避け続けて、知識的に置いてけぼりになるのが嫌で勉強を始め合格することができました。
ITパスポート試験に合格して画期的に何か新しくできるようになった仕事はありませんが、担当顧客が話しているIT系の専門用語が少しだけ理解できるようになり話題に入れるようになりました。
また、今年から管理職になったため、部下の扱う情報管理など(不正のトライアングルなど)リスクについても学ぶことができたのもメリットのひとつだと実感することが出来ました。
周りの同僚にITパスポート試験のイメージについて問うた際、『大学生がとる資格』や『新入社員がとりあえずとる資格』など若年層が取得するような回答が多くみられました。
しかし、管理職になってから取得した私から言わせると『デジタルネイティブではないおじさん、おばさん世代、アラサー世代にこそ取得してほしい資格』であると言えます。
ITパスポートは転職の際に役立つ?
情報系資格の中でも比較的簡単なITパスポート試験は、これだけで転職に有利ということはありません。
IT系の業種であれば『取得していて当たり前の資格』、非IT系の業種であれば『情報系に関心はあるが、専門業種外の資格』と見なされます。
しかし非IT系の企業に勤務する私の観点からお話しすると、ITに直接関係のない業種でもIpadを利用した独自システム系の推進(ペーパーレス化)・リモートワークの導入・金融業界であればAIを連携したフィンテックの推進など、IT技術を全く使わない業種はごくわずかだと言えます。
そのような『令和』の時代ですが、採用の面ではまだまだ『昭和』な人間の感性による採用がありますので、『私はIT系に関心、基本的知識があります』というアピールができるのがこのITパスポート試験だと思っております。
また、IT技術は便利なものですがその分新しいリスクもたくさん増えていますので、『あー、こんなリスクもあったな。自分も気を付けよう。』と思い返すことが出来るようになるため転職後の生活にも役立ってくれます。
ITパスポートはとっても無駄?
無駄ではないと断言します。
情報系の基本的知識はもちろんですが、情報資産の取り扱いに関するリスクや部下の情報管理などIT技術の側面を学ぶことが出来たことも自分の知的財産になりました。
また、日々なんとなく自己流に使っていたエクセルなどもより効率的で正しい使い方(セルや計算式など)を図表つきで勉強することが出来たのも生産性向上につながりました。
なんでも手書き・コピー・手入力という原始人的な仕事の進め方から脱却出来ています。
会社が推進する資格というと、とりあえず取得するだけ~という当初のイメージでしたが思わぬ良い知識が身に付きます。
まとめ
恥ずかしながら28歳になるまで全くパソコンや情報系の知識がなく、手持ちのスマートフォンが自分のITの世界のすべてでした。
今回ITパスポート試験を取得したことでエクセルの効率的な使い方、情報資産の取り扱いの方法、リスクについてしっかりと学ぶことが出来、それを会社での勤務に生かすことが出来ております。
是非みなさまも騙されたと思ってテキストを手に取ってみて下さい。